平成14年7月号
7月号 もくじ
((((((((( 今月のトピックス ))))))))))
「ようこそツバメさん」除幕式
お父さんありがとう~父の日のイベントより~
楽しかった民謡発表会
グループホーム・デイサービス便り
((((((( 名倉院長の健康豆知識 ))))))))
脳を食べる?
(((((((((((( 7月の行事予定 ))))))))))))
(((((((( 編集後記“あしあと”))))))))
.。・★。*お知らせ*。★・。.
来る8月18日、創春館デイルーム及び駐車場において納涼祭を開催します。利用者の皆さんが作った作品や職員による出店、
ボランティアの皆さんによる踊りの披露等、盛りだくさんの内容になっております。皆様、どうぞお越し下さいませ。
「ようこそツバメさん」除幕式
5月24日、創春館北側の外壁に設置した「ようこそツバメさん」の壁画の除幕式が行われました。
この壁画は療養棟、通所リハビリ、グループホーム利用者の皆さんが、
レクリエーションの時間を利用して5月の初めから約1ヶ月かけて作成したベニヤ板4枚にもなる大作です。
除幕式当日は、正午の式に間に合うようにと、早くから療養棟の入居者、通所リハビリの利用者が北側駐車場に集合。
小雨が降る中、「10・9・8・7………」と皆さんの大きなカウントダウンのかけ声に合わせロープを引っ張りました。
「ようこそツバメさん」の壁画がお披露目となると、大きな拍手と一緒に「凄いね!」「大きいね!」と驚きの声が一斉に沸き起こりました。
またこの「ようこそツバメさん」の話題は6月19日付の上毛新聞に掲載されました。これからも皆で力を合わせ、大作に挑みましょう。
お父さんありがとう~父の日のイベントより~
療養棟2F
6月16日(日)、
療養棟2Fでは父の日の感謝会が行われました。
この日のためにと入所者の飯嶋寛さんから皆さんに「松竹梅」が振る舞われ、ビールとお酒で乾杯しました。また、
スタッフから男性入所者全員に手作りのヒゲ剃り入れをプレゼントしました。
皆さんアルコールで気分が良くなってきたところで、カラオケ大会を行い、ご満悦そうな皆さんの笑顔が所々に見られました。
中にはお酒で顔が真っ赤になっている方がいたり、「おいしかったよ」「いい雰囲気でまたやりたいね」という声も聞こえ、
普段飲めないお酒をのめて、皆さん喜んでいたようでした。
そして、産休中だった職員の小林さんが今日から職場復帰ということで、花束のプレゼントを行いました。小林さん、お帰りなさい。
療養棟3F
6月16日の日曜日、
療養棟3階では父の日のお祝いで入居者の皆さんとクレープ作りを行いました。
まず初めに、男性入所者の方々をお一人づつ紹介し、その後、父の日の花である「黄色いバラ」の造花をプレゼント。
そのバラをポケットに入れ、皆さん少し照れている様子でした。
おやつ作りの準備が整ったところで、皆でクレープ作りを開始。「クレープ」がどんな食べ物かを知らない方がほとんどで、
「どういうお菓子だい?」とスタッフに尋ねる方もいれば、職員が焼いているクレープに真剣に見入っている方もいました。
クレープが焼き上がると各自お好みにより生クリームやイチゴなどをトッピングし召し上がって頂きました。自分たちで作ったクレープを食べ、
「美味しいね」と満足した言葉も聞かれ、賑やかに会は終了しました。
通所リハビリ
6月14日(金)、通所リハビリではデイルームにおいて「創春館だよ!おとっつぁん」と題して、父の日の催し物を行いました。
当日はテーブルを“コ”の字型に設置し、男性と女性が向かい合うように座っていただき、男性利用者を主として「父親の思い出」
「自分が初めて父親になったときの気持ち」や「娘を嫁に出した時の気持ち」等の質問について伺いました。
いつもは口数の少ない男性利用者の方々も、この日は色々な話をしていただきました。
カラオケが得意な男性利用者には素敵な歌を披露していただき、終始楽しい雰囲気で過ごしました。
最後に、女性利用者手作りのロールケーキを全員で食べ、とても満足そうでした。
楽しかった民謡発表会
6月19日(睡)、デイルームにおいて晃峰会による民謡発表会が行われました。
花笠音頭や黒田節、名月赤城山など皆さんなじみのある曲が唄われ、聴いている利用者の皆さんも一緒に口ずさみ、綺麗な歌声に
「やっぱり民謡はいいね」と感動して涙を浮かべる方や「私も民謡を始めたいわ」などと言われる方もいました。
また、週2回通所リハビリを利用されている狩野光子さんも、この日は晃峰会の会員として一緒に参加。
皆さんと一緒に素晴らしい歌声を披露していただきました。
晃峰会の皆様、美しい歌声をありがとうございました。
グループホーム・デイサービス便り
デイサービス
6月14・17・
19日の3日間、渋川の総合公園へ紫陽花の花を見に行ってきました。
しかし、まだ紫陽花の花は咲いておらず、伊香保の万葉亭へ目的地を変更し、皆で温泉饅頭を食べました。お土産の買い物を済ませると、
レジで温泉饅頭を(断ることなく)12個頂き、ホクホク顔で帰ってきました。皆さんも伊香保へ行かれた際は、万葉亭をご利用下さい。(笑)
グループホーム1
6月3日、
赤堀町にある菖蒲園に出かけました。花は三分咲き位でしたが、周りには出店もあり、賑わいを添えていました。菖蒲を近くで観賞できて、
皆様とても感動されたようでした。
グループホーム2
6月24・25日、川原町に新しくオープンしたいちもん寿司(回転寿司)に行って来ました。
開店したばかりということもあり大変混雑していましたが、店員さんも快く対応してくれました。「好きなものを好きなだけ…」
と皆さんに話しましたが、席に着くなり一皿500円の特選大トロに手を伸ばしたのは神村さんでした。お腹いっぱいと言いつつも6皿、
しかし積み上げたお皿は高いものばかり。それでも、皆さんの満足した笑顔を見ると、私たちも嬉しくなりますね。
グループホーム3
石井珊瑚寺へドライブに行ってきました。
鯉にエサをあげるのが大好きな長谷川さん。珊瑚寺へのドライブには、一番に参加してきます。もちろん、他の方達も嬉しそうに参加。
到着すると、さっそく麩を投げ入れ、近くに寄ってくる鯉にビックリするやら、模様の美しさに感動するやら、しばらく釘付けになっていました。
遠くに見える花の美しさにも見とれておりました。
名倉院長の健康豆知識
脳を食べる?
私は生来天の邪鬼なのか、
もともとはそれ程焼き肉が好きでもなかったのに、狂牛病騒ぎが始まった途端焼き肉の愛好家になってしまいました。
日本名「プリオン」という表題のついた狂牛病を扱ったノンフィクション作品は、ニューギニアの原住民の「食人」の習慣から話が始まります。
暗闇の中死体を山の上に運び皆で肉を分けて食べる習慣、美味である人肉を食べる女性だけに与えられた特権、そして、
狂牛病で亡くなった人の脳に潜むプリオンという病原体の伝染の連鎖、
というストーリーでプリオンを媒介としたクールー病=狂牛病という物語が展開されていきます。
いつからか私たち日本人は脳を食べるという習慣がなくなったのでしょうか?それとも、脳を食べるということはもともとなかったのか?
中国料理ではサルの脳が特別のご馳走とされ、フランス人なども脳を他の内臓と区別せず食べているそうですから、
もともとはどの民族も原初的には動物の脳を食べていたと考えられます。なぜなら、
脳を構成する神経細胞には脂肪に似たミエリンという物質が豊富にあり、多分美味しいであろうと想像されるからです。ただ脳を扱う場合、
他の臓器に比べて厄介なのは、非常に腐りやすいということなのです。脳梗塞の場合などを考えてみても分かるように、
血液の供給が5分間絶たれるともう脳は崩れ始めるのです。死体では3、4日もすれば崩れて手では持てない程になってしまいます
(実際に扱ったことはありませんが)。したがって、脳に関しては調理方法が極めて難しいと考えられます。
日本人が脳を食べないということには、そうした物理的困難さ以外に何か観念的なタブーが関係しているかもしれませんね。
脳の味はどんな風だとか人間の体について、そうした動物的、原始的な感性から眺めてみるのも一興かもしれません。
7月の行事予定
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編集後記
創春館新聞「さんぽみち」7月号、いかがだったでしょうか?
各部署それぞれ様々なレクを取り入れて入居者・利用者の方々との交流を深めているようですね。
さて、新聞委員会では毎月のイベント報告とともに皆さんのアイデアを活かした楽しい記事を取り入れていきたいと思っております。
ふと思いついた事、こんな事を取り入れて欲しいなど、ご意見ご要望ありましたら新聞委員会までお願いします。