2019年4月号 明月特集
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明月特集
三月二日にGH明月では、ひな祭りのイベントを行いました。
まずは明月にある杵と臼を使ってのお餅つきです。お餅をつき始めると、「いい音がするね~」、「ほらっ!出来てきたよ~」と、嬉しそうな声が上がりました。<br?
いつもは、白一色の普通のお餅ですが、今回は付き上がったお餅に食紅を使い、紅白のお餅を作りました。
いつもと違う色のお餅が出来てくると、「あれ、珍しいねぇ」、「赤いのが綺麗だねぇ」と、皆様、眼を輝かせながら、嬉しそうにされていました。
二臼目のお餅は、利用者の皆様にも参加して頂きます。一人ひとりお餅をついて頂き、杵の重さに、「こんなの持てないよ~」と、困った顔をされながらも、職員と共に一生懸命に行ってくださいました。
昼食では、つきたてのお餅と、ひな祭りらしく彩り豊かなちらし寿司を一緒に召し上がって頂きました。窓から春の訪れを感じさせる暖かい日差しが差しこむ中、利用者様、職員共に楽しい時間を過ごす事が出来ました。
DS明月のひな祭りイベントは、三月四日に行いました。
午前中、利用者様と職員で、桜餅を手作りし三時のおやつに召し上がっていただきました。
また、おひな様の顔出しパネルで記念撮影。「かわいいおひな様だね。」、「似合う。似合う。」と、拍手が沸き上がりました。
また、今月百歳になられました利用者様の誕生会を、三月二十三日に開催させていただきました。
当日は「入沢八木節保存会」の皆様が御祝いに駆けつけてくださり、楽しい時間を過ごしました。
「おめでとう。」、「百歳なんてすごいね。」などと、一日中、御祝いムードのなか、最後は大好きな歌「ふるさと」を歌詞も見ずに百歳とは思えぬしっかりとした大きな声で歌ってくださいました。
これからも、明月では思い出に残る楽しいイベントをいろいろと企画して行きたいと思います。
今月の事業所便り
療養棟三階 おやつ作り
療養棟三階では三日間遅くれてしまいましたが、三月六日にひな祭りとおやつ作りをしました。
今回は、ひな祭りという事で桜もちを利用者様と一緒に楽しく作りました。もちは、もち米と米を混ぜて桜色に食紅で色付けをし、あんこは、簡単に入れられる様に小さめに丸くしておきました。
皆様一個目は難しそうに作っていましたが、二個目三個目と慣れた手つきで沢山桜もちを作り、楽しそうに、「まだ、作れるかい?」、「もう、おわり?」など、嬉しい言葉が多く聞こえてきました。
嚥下が出来ない方には、白玉粉を食紅で色付けし薄くのばして食べやすい様に、おしるこ風を作りました。
次回も、皆様に楽しんでもらえる様なおやつ作り職員一同協力して企画していきたいです。
あかしあの里Ⅰ お花見ドライブ
あかしあの里Ⅰでは二十八日に花見ドライブに出掛けました。
風が少しありましたが、天候にも恵まれて、ドライブも兼ねて前橋公園や敷島公園方面へ出掛けました。
ソメイヨシノはまだ少し早いようでつぼみが多く、所々しか咲いてなかったため「まだ早かったなー、もう少しだなー。」と、車中で話していましたが、枝垂れ桜は綺麗に咲いていました。
風も少し弱くなっていたので車を降り、枝垂れ桜の下まで行きました。
「綺麗だね、いい所に来れたね。」と、喜んで頂けました。
また、季節のドライブを考えて行きたいと思います。
春らんらん ひな祭り
三月二日に、ひな祭りのイベントを行いました。
最初に、毎年恒例のお雛様作りです。今年は職員が和風に仕上げた台紙に男雛と女雛を描いておいて、利用者様が、数種類の千代紙から着物を貼り付けて両雛のお顔を描くという工程です。
「どの柄が良いかなぁ。」、「そっちの色も素敵ねぇ。」、「着物柄だからなぁ。」と、悩みに悩んで台紙に貼り、かわいいふたつのお顔を描いて頂きました。
出来上がった雛飾りを見て、「きれいだねぇ!」、「ひ孫にあげたいよ!」と、微笑ましくずっと眺めている方や、早速お部屋に飾りに行く方もいらっしゃいました。
その後に、おやつの甘酒とひなあられを召し上がられて、「懐かしい味だね。」、「美味しいねぇ。」と、心と体がポカポカになったところで、皆様と一緒に雛祭の歌を合唱して桃の節句をお祝いしました。
しらさぎ 嬉しいひな祭り
GHしらさぎでは、三月三日にひな祭りを行いました。
ホールには手作りのお雛様とお内裏様や桃の花を飾り、御節句の雰囲気作りをしました。
その前でおひとりずつ、女性はお雛様、男性はお内裏様の衣装を纏い記念撮影を行いました。
恥ずかしそうな表情をされる方もいらっしゃいましたが、それでもみなさん笑顔で、とても賑やかに写真撮影をされていました。
昼食には、可愛い雛寿司や茶わん蒸しを作り、提供すると、「うまそうだね」と、ペロリと完食されて居りました。
これからも、入居者様が笑顔になり楽しんで頂ける企画を考えて行きたいと思います。
ケアセンター朱咲 桜餅作り
今年も、利用者様が楽しみに待っていて下さった、桜餅作り。
チョット遅れたひなまつりという事で、三月六日(水)に行ないました。
桜餅の生地を焼いてくださる方、あんこを丸めて下さる方、お皿に桜の葉の塩漬を準備して下さる方、皆さん早く食べたいと手際の良いこと!
和気あいあいの中、あっという間にできあがり!桜の葉の良い香りに包まれながら美味しくいただく事ができました。
「おいしいね!」、「もうたべちゃった!」、「桜の葉の塩漬けがいいね!」と、皆さん思い思いの会話も弾み、とても喜んでいただきました。
恒例のお雛様の顔パネル撮影会も、桜餅効果でしょうか、皆さんとても良い笑顔。来年もこの笑顔に会えるよう、美味しい桜餅一緒につくりましょうね!
DSゆめさき ひな祭り
ゆめさきの三月の行事は、「ひな祭り」、「誕生日会」、「慰問」、「おやつ作り」と色々ありました。
その中で、二日に行ったひな祭りをご紹介します。
ひな祭りの由来を話した後、ひな人形を制作し、可愛いお内裏様とお雛様を作りました。
ひな人形の製作は、大きなひな人形を準備しホワイトボードに張り付け、作成手順を説明しながら行ないました。
細かいパーツを張り付けるのは難しい方もいて、職員がついて手伝ったりしましたが、利用者全員が参加し可愛い飾りが作れました。
雛段飾りの前で、御自分が作成した飾りを持って写真を撮りました。
その後、おやつに桜餅を頂きました。可愛く出来た飾りをお持ち帰り頂いています。
あかしあの里Ⅲ 嬉し楽しいひな祭り
あかしあの里Ⅲでは、三月三日ひな祭りのお祝いを行いました。
「今日は何の日ですか?」と伺うと、「ひな祭りでしょ」、「お節句だろう?」と、それぞれ答えて下さいました。
おひな様と記念写真を撮ろうとすると、「可愛いおひな様だねぇ」と、嬉しそうに言われたり、おひな様に手を伸ばして撫でるように触ったりしていらっしゃいました。
ひな祭りの歌をみんなで歌うと、普段あまり歌を唄わない利用者様もはっきりとした声で、歌詞を見ることなく歌って下さりました。
ご自身の子どもの頃のひな祭りを思い出したように楽しまれていました。
通所リハビリ 素敵な慰問ボランティアの皆様
毎月、たくさんの慰問ボランティアの皆様にお世話になっておりますが、今月は新しく二グループの慰問ボランティア様にお越し頂けましたので、ご紹介させていただきます。
「ザ・ルビーズ」様
三月九日にお越しくださいました。男性六名のグループで、揃いの衣装に身を包み、甘いルックスと歌声で往年のグループサウンズの曲を演奏してくださり、私達を魅了してくださいました。
「みちくさKids」様
三月二十一日にお越しくださいました。ウクレレ教室の先生と生徒の子供さんたち大勢で、昔の曲から流行りの曲まで、途中ハワイアンダンスも織り交ぜながら、元気なステージを見せてくださいました。
いつもご利用者の皆様はもちろん、職員も楽しませて頂いております。紙面を借りまして、お礼申し上げます。
クリニック通所リハビリ クリニックの春
「春」と聞いて、みなさんは何を思いますか?
卒業・入学・桜...いろいろあると思います。
クリニックでは職員の別れと出会いがありました。
別れと聞くと何だか寂しい気持ちになってしまいますが新しい場所で生き生きと仕事をしていると耳にすると嬉しい気持ちになります。
別れることは成長するために必要な事だそうです。別れることで人は強くなり当たり前にあったものがとても幸運だったと気づくそうです。
別れの後にはまた新しい出会いがあります。新体制でスタートしたばかりのクリニック通所リハビリですが温かく見守っていただけたらと思います。
わきあいあい ぼた餅を頬張って
春の彼岸は、ご先祖様への感謝の気持ちをもって、普段の生活の中では、正しい行いを心掛けるという事で、わきあいあいでは、彼岸時期に合わせ、ご先祖様へ感謝し手作りの黄粉のぼた餅を利用者様に召し上がって頂きました。
皆さん、大きな口を開け黄粉のぼた餅を頬張って「美味しいね。たまには、黄粉のぼた餅も良いね。」と喜びの声が上がっていました。
これからも季節の行事を楽しく出来るよう企画を考えて行きたいと思います。
菜摘荘 ひな祭りイベント
菜摘荘では三日(土)にひな祭りのイベントを行いました。
始めに、ひな祭りに関する由来を説明させて頂き次に輪投げで絵合わせというゲームを行いました。
利用者様方々、高得点を目指して真剣な表情で参加されていました。「なかなか入らなくて難しいね」等、声が聞かれましたが最後は職員もゲームに参加してとても盛り上がりました。
おやつには桜餅入りのどら焼きと甘酒を召し上がって頂きとても喜ばれていました。
これからも色々なイベントを考えて利用者様に楽しんで頂きたいと思います。
星辰の家 うどんパーティーなど!!
星辰の家では、三月三日にささやかですがひな祭りを行いました。
おやつに利用者様には桜餅を食べて頂き記念写真を撮り楽しんで貰いました。
二十九日にうどんパーティーを行いました。
うどん打ち名人をボランティアで招きうどん打ちの実演をし、利用者様も張り切り昔を思い出し一緒にうどん打ちをして下さりました。
そして出来たらうどんをお昼に食べ美味しく楽しく過ごせました。
三十日に富士見中学校の演奏会に見学に行きました。
大会で金賞を受賞した演奏を聞き利用者様も楽しく過ごせました
涼風の家 今日は楽しい雛祭り?
涼風の家では、三日にひな祭りイベントを行いました。
昼食会では職員の手作りによる豪華な?ちらし寿司を振舞うと、皆さん目を輝かせて喜ばれていらっしゃいました。
もちろん味も絶品でおかわりをされる方もいるほどでした。
食事のあとは、皆さんにひな祭りの思い出話などいろいろと語っていただき、話に花が咲きました。
おやつには雛あられ&ロールケーキを召し上がっていただき、こちらも皆さんあっという間に召し上がり、喜ばれていました。
そして涼風の家にはあいにくと本格的なひな人形がないので、ささやかな人形の前で記念撮影!
締めには春にちなんだ曲でののこぎり音楽コンサートで楽しんでいただき、ひな祭りイベントの幕を閉じました。
あかしあの里Ⅱ 祝 百一歳
あかしあの里Ⅱでは、三月四日に重田様の百一歳の誕生日会を行いました。
当日は息子さんも来られ、お祝いをし、一緒に写真を撮ったりしました。
重田様の今年の目標は「自然の状態に任せて穏やかに過ごす」ですが、これとあわせて、県内最高齢を目指して頑張ってほしいです。
GHゆめさき 元気いっぱいでみんなで健康に!
天気も暖かくなり、身体を動かすのが気持ちの良い季節になって来ました。
ゆめさきでも、毎日のラジオ体操の他に足や手を動かす運動をみんなで一緒に頑張っています。
「体を動かすのは気持ちがいいね」、「疲れたー」と、和気あいあいした雰囲気の中で、心も体も健康になって行けたらいいですね。
毎日の運動を習慣として続けていき、楽しみながら健康になり、これからの季節色々な場所に出掛けて行きたいと思っています。
療養棟二階 ひな祭りイベント
療養棟二階では六日にひな祭りのイベントとしておやつ作りを行いました。
ひな祭りに関しての想いで幾つか伺わせて頂きました。
昔のひな祭りではお菓子をいっぱいもらったんだよと笑顔で話される方や、ひな人形を飾ったこと、さまざまなお話しをして下さいました。
あんこを薄皮で包んだ桜餅を作ってふるまいました。今まで食べた事ない物だと人生初の方もいらっしゃって大賑わいでした。
昔の貴重なお話しを伺う事も出来て、楽しいひな祭りとなりました。
今月の行事予定
☆わきあいあい☆
1日~5日 | 桜の花見散策 |
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12日 | お誕生日会 |
☆療養棟三階☆
2、3日 | お花見ツアー |
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10日 | 誕生日会・おやつ作り(ケーキ) |
☆通所リハビリ☆
4日 | オカリナ(高山さん) |
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17日 | 前橋アコーディオンサークル |
25、26日 | お誕生会 |
☆あかしあの里Ⅱ☆
上旬 | お花見 |
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中旬 | おやつ作り |
☆朱咲の家☆
ケアセンター朱咲 | |
25日 | 誕生日会 |
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有料朱咲 | |
上旬 | お花見 |
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16日 | 誕生日会 |
☆春らんらん☆
1・2・3・4・8・9日 | お花見ドライブ |
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5日 | 歌の慰問 |
18日 | リコーダー慰問&お誕生日会 |
☆GHゆめさき☆
3日 | 外出 |
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20日 | 誕生日会 |
未定 | 八重桜花見外出 |
☆菜摘荘☆
1~7日 | お花見ドライブ |
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下旬 | 誕生日会 |
☆GHしらさぎ☆
15日 | おやつ作り |
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☆明月☆
DS | |
上旬 | お花見ツアー |
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未定 | お茶会 |
合同 | |
9日 | 介護予防体操講座 |
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未定 | 音楽療法 |
☆あかしあの里Ⅰ☆
15日 | 合同誕生日会 |
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30日 | 誕生日会 |
☆療養棟二階☆
15日 | おやつ作り |
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☆DSゆめさき☆
1日~4日 | 外食お花見ツアー |
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9日~12日 | 外食お花見ツアー |
13日 | 梅ちゃんコンサート |
16日、20日、25日 | お誕生日会 |
18日 | 久保カラオケショー |
19日 | 上映会 |
☆あかしあの里Ⅲ☆
15日 | 寿司バイキング |
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27日 | 手作りおやつ |
未定 | お花見ドライブ |
☆星辰の家☆
6日 | お花見会 |
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未定 | おやつ作り |
院長先生の健康豆知識
新しい老後の社会に向かって (インドネシアとの比較から)
ある日、うちで働く若いインドネシア人女性が、不思議そうに話しかけてきました。
「一緒に仕事しているAさんは、五十歳ですが、何故あんなに若いのですか?インドネシアでは五十歳になればおばあさんですよ。日本人は何故あんなに若いのですか?」
日頃、Aさんを見て、別格若いとも感じていなかったものですから、「あぁ、日本人て、インドネシア人から見てとても若く感じるんだなぁ」、と、思いました。
そう言えば、三十年以上親交のある同年代(六十代後半)のインドネシア人女性も、今では、坂道などでは人の手を借りる程足が弱っていました。そこで、インドネシア人と比較して、何が日本の若さの原因となっているのか考えてみました。
一つには、恵まれた生活環境が挙げられます。日本では、水道や排水、トイレなどの住環境が格段に良くなりました。その為、腸の感染症で亡くなる方がほとんどいなくなりました。
インドネシアへ行くと、大抵の人が下痢をします。インドネシア人は慣れているから大丈夫なの?と思っていたら、現地の人も下痢をするそうです。点滴など、充分な医療を受けられないまま亡くなる人達が沢山いるようです。衛生的な環境は、長く元気でいる為に大切な事なんですね。
次に考えられるのは、食事の問題です。日本では食材が豊富にある為、安価で色々な料理を楽しめるようになりました。亜熱帯~熱帯に位置するインドネシアでは、食材も糖分やでんぷん質の多いものに偏りかちで、そのせいか、年をとる程肥満や成人病の方が多くなるようです。
最後に考えられるのは、仕事の面です。現在日本では五十,六十代で働くのは当たり前ですが、インドネシアでは、若い人でも仕事に就くのは大変なのですから、五十、六十代で働こうとしても働き口がないように思われます。そのせいか、信号の少ないインドネシアでは、普通の人が交通整理をしてチップを貰うのが当たり前の光景です。
従って、インドネシアでは子育てが終わった女性はや仕事がない高齢の男性達がどうしているのか気になっているところです。
町で見かけるのは、多くが若い人たちばかりです。多分インドネシアでは、五十歳を過ぎると、家々でひっそりとつつましやかに暮らしている姿が想像されます。そんな生活だから、五十、六十歳ですっかりおじいさん、おばあさんになってしまうのかも知れません。
インドネシアでは八十歳迄生きるのは珍しいのに、九十以上生きる事が当たり前になりつつある現在の日本では、老後の問題というと、八十歳以上の問題となっています。インドネシア人より三十歳くらい若いようですね。インドネシア人の五十歳を過ぎた問題が日本では八十歳を過ぎた人の問題に相当するようです。
そんな中で、八十歳を過ぎても元気な人とそうでない人に分かれるのが実情です。そこを分けるものとは、何でしょう。
住環境、食環境には恵まれているが、女性であれば、育児を卒業し、家事も減ってくる時代です。男性であれば仕事を引退し、男の役割がなくなった時代です。
廃用症候群という言葉があります。使われなければ衰えるという法則です。歩くのが嫌であれば足が衰えます。掃除をしなければ掃除で使われる筋肉が衰えます。ボーッと生きていれば、脳がボーッとなるのです。誰しも安楽に生活したいと思いますが、安楽を望めば望む程生きる力が減っていくのです。
いつまでも元気な人というのは、辛い事や面倒臭い事を楽しみつつ、挑戦しつつやれる人のようです。
通所リハビリに通われているTさんは、リハビリで色鉛筆の絵に挑戦し、今では心に焼き付くような色鮮やかな野菜、果物、風景などの作品を創られています 。コツコツやれば何でもできるという事で、勇気がもらえます。
七十、八十歳から挑戦しても決して遅くないのです。八十歳過ぎてからの新しい楽しい生き様と社会を一緒につくり出したいと願っています。
文芸作品
療養棟二階利用者様
桜見て 団らん楽しむ家族の輪
目にも優しく 心和らぐ
水の輪に しづかに浮かぶ花筏
春風肌に 少し冷たし
高橋 三佐男様
涼風の家利用者様
花冷えの 倉渕の里 昼下がり
望む榛名は 霞の彼方
風もなく 穏やかなりし 相間川
霧に隠れた 榛名は遠い
阿久津 昌子様
創春館通所リハビリ利用者様
狩野 英太郎様
藤川 初代様
「第三十八回ふれあい書道展」にて、櫻井幸三様の作品が、一万七千点超の作品の中から約二百点のみ選ばれる《筆都大賞》を受賞されました。おめでとうございます。
リハビリコラム
運動と睡眠
運動と睡眠には相関関係があります。運動には睡眠を促進させる効果があり、一方睡眠をとることでさらに効果的に身体を動かすことができます。
しかし年齢を重ねると不眠を訴える方が少なくありません。安定した睡眠のためにはなるべく日中の活動性を上げ、定期的な運動を心掛けましょう。体内時計を整え生活リズムをつくることが重要です。また、寝る前に仰向けで全身を伸ばすストレッチも筋肉の緊張をほぐし、疲れを解消させることができ効果的です。高齢者では夜間の体温が下がりやすいため室内温度に気を付けたり足首など身体を温めることも大切です。
睡眠には精神的・肉体的な疲労回復や生活習慣病の予防の効果があると言われていますので、是非心掛けてみてください。
理学療法士 茂木 香央里
編集後記
さんぽみち四月号はいかがでしたでしょうか。季節も春へ移り変わり桜が見頃の時期になりましたが、皆さまはお花見などいかれたでしょうか。新生活の始まりの月でもあります。フレッシュな気持ちで日々の生活を送りたいと思います。今月もさんぽみちをお読みいただきありがとうございました。次回号も楽しみにしてください。
療養棟二階 須永 芳和