2021年11月号 菜摘荘秋の大運動会!
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菜摘荘秋の大運動会!
エイエイオー‼
菜摘荘では、十月十二日に秋の大運動会を開催しました。
みんなで一致団結し盛り上げるために、事前にレクリエーションの時間を使って利用者様に運動会と言ったらイメージするワードを考えて頂き、運動会へ向けたスローガン「みんなで力を合わせエイエイオー!!」が出来ました。
早速、横断幕制作も利用者様に手伝って頂き、菜摘荘ならではの士気の高まる横断幕の完成です。
さあ!いざ出陣‼
と行きたい所ですが、腹が減っては戦はできぬといいます。まずはそう!腹ごしらえ。
お昼のイベント食をいただきました。メニューは、二色のおいなりさんとけんちん汁。かぼちゃの煮物とりんごでした。
お昼ご飯をたべながら、
「美味しいね、おいなりさんの中身彩りきれいだね、かぼちゃの煮物はほくほくして美味しいね。」
などと話されていました。「美味しかったよ。」と皆さん完食されていました。
午後から開催される運動会の組み分けが決まり、お腹も一杯になり、運動会に向けて準備完了!
今度こそはいざ出陣‼
最初の種目は、障害物リレーです。職員がその場でぐるぐる五回転した状態から、射的、けん玉、玉入れ、利用者様と一緒のおたまリレーで競いました。
目が回った状態で必死にゲームを行っている職員に利用者様からガンバレ〜と言った歓声と大笑いの連続で盛り上がりました。
二種目目、パン食い競走は、皆さん必死にパンに食らいつく姿や、なかなか食らいつけず手を使ってパンを取る姿もありました。
二種目終わった時点では、紅組リードであとのない白組。三種目目、菜摘荘恒例の職員対決綱引きでした。
白組が勝利する為には、三連勝という高いハードルでしたが、最後まで応援してくださった利用者様、最後まで諦めず力をあわせた白組が大逆転をおさめ、オリンピックを思い出させる感動と、みんなで力を合わせることが出来た大運動会でした。
全員参加のパン食い競走で獲得したパンをおやつで食べました。
これも格別に美味しく頂けたのではないでしょうか。
次回も菜摘荘ならではの笑顔の絶えない活力のあるイベントを企画していきたいと思います。
今月の事業所便り
春らんらん 運動会
十月二十日の上皇后美智子様のお誕生日というおめでたい日に、春らんらんでは秋の運動会を開催しました。
まずは、赤組と白組の選手宣誓です。利用者様代表が元気よく選手宣誓を終え、ラジオ体操をして準備万端。
第一競技の椅子に座って行う玉入れです。職員が背負っている籠にめがけて赤白それぞれのお手玉を投げ入れます。
立ち上がらない約束はどこへやら…。
「動いたら入らないよ!」
「職員さんにぶつけてもいいの?」
と、三回戦共盛り上がりました。次に皆様お待ちかねのパン食い競争です。
密を避け、二人ずつで競います。
「美味しそうなパンはどれかなぁ?」
「なかなか取れなかったけど、一番大きいパンが取れたよ!」
と、赤組が優勝した、コロナも吹き飛ぶ楽しい運動会を過ごして頂きました。
ケアセンター星辰の家 星辰秋の大運動会
十月六日、毎年恒例となっている運動会を行ないました。
今回は、物送り競争、連想ゲーム、パン食い競争の三種目で競って頂きました。
長い紐に牛乳パックやトイレペーパーの芯を通して、端から端まで送っていく物送り競争では、同じチームの方と力を合わせ、皆さんとても真剣な表情で頑張っておられました。
また、三つのヒントを聞いてそのヒントから連想する言葉を当てて頂く連想ゲームでは、ヒントが三つで出揃う前に「坂本龍馬」など歴史上の人物をスラスラと答えて頂く姿が見られました。
最後に行われたパン食い競争では、皆さんのパンに向かっていく表情は真剣そのもの。
同じチームの方を応援している利用者様からも笑いと拍手が起こりとても和やかな雰囲気の中、無事に運動会を終えることが出来ました。
ケアセンター朱咲 運動会
運動会の季節がやってきた!!とのことで、運動会を行いました。
今年は、諸事情がありプチ運動会になってしまいましたがとても盛り上がりました。
物送りゲームやパン食い競争を行いました。
物送りゲームでは、引き分けで終わりとなった時に利用者様よりもう一戦とリクエストがあり、白熱した戦いになりました。
パン食いでは、目をキラキラさせパンを取っていました。
利用者様の素敵な笑顔が見れて嬉しい限りです。
デイサービスわきあいあい 異国のお祭りハロウィン
デイサービスわきあいあいでは、十月二十八日にハロウィンイベントを行いました。
ご利用者の方には、ほとんど聞き慣れないハロウィンですが、かぼちゃのオバケのデイスプレイをみて、ニコニコしながらうなずき楽しんでいました。
「日本ではオバケが出るのはお盆の時期なのにねえ~」
と話をすると、
「なんだい!これはおばけかい!」
と驚いた様子の方もいて、日本の文化と異国の文化の違いを短い時間ではありましたが、楽しみました。
今後も「わあ!」と驚くような企画を考えていきたいと思います。
あかしあの里Ⅲ あかしあ球技大会
あかしあの里Ⅲでは十月十日、球技大会を行いました。種目は風船バレーです。
大きな赤い風船を見せると
「わぁ綺麗だね」
「何をするの?」
と興味津々です。みなさん最初はなかなか手が出ず、上手くラリーが続かないため
「もうやらないよ!」
と言われる利用者様もいらっしゃいました。
それでも少し続けると、だんだんとラリーが続くようになりました。
普段あまり活発ではない利用者様も風船に手を伸ばし参加しようとして下さり、皆さん笑顔で風船バレーを楽しんでいらっしゃいました。
もう終わりにしましょう、と伝えると
「もっとやろうよ」
と延長戦の申し出までありました。
気に入って頂けたようなので、時々開催していきたいです。
あかしあの里Ⅱ 秋の大運動会
あかしあの里Ⅱでは、十月四日に毎年恒例の「あかしあの里Ⅱ秋の大運動会」を行いました。
あかしあの里に入居されて運動会をするのは初めての方もいて大いに盛り上がりました。
今年の競技はボウリングと玉入れです。真剣な表情の方、ニコニコしながら楽しそうな方など、それぞれ運動会を楽しまれている姿がありました。
来年の運動会も
「面白かったねー。」
と喜ばれるような運動会を行い、皆様に楽しんでもらいたいと思いました。
グループホームゆめさき 大運動会
秋風の舞う十月中旬グループホームゆめさきでは秋の大運動会が開催されました。
赤組白組のハチマキを付けると皆様やる気十分!玉入れやパン食い競争、ボーリング等の競技を進めていくもお互い退かずに点差は一進一退。
最後まで結果の分からない大会でしたが今年は赤組の勝利で幕を閉じました。
競技の中で全員が身体を動かしお互いを応援し合う姿はスポーツマンシップに溢れていました。
今後も皆様が楽しめるイベントを出来るよう頑張っていきたいです。
デイサービスセンターゆめさき 百寿・誕生日会
デイサービスセンターゆめさきでは十月二十八日に百歳を迎える、利用者様の百寿のお祝いをさせて頂きました。
白いちゃんちゃんこ着て頂き、赤い絨毯の上を通って誕生者席に登場!
他の利用者様は、百歳と聞いて
「とても見えない・・ 」
「元気の秘訣は?」
と聞かれると、
「何でも食べる事」
だそうです。
ハッピーバースデーの歌を皆さんで歌い、ケーキ登場。
誕生日ケーキは、職員が手作りし、100のローソクを立て、消して頂き、作成したくす玉も引いて頂き、喜んでもらえました。
お祝いのコメントも利用者様の代表の方にお願いし、そのままお祝いに一曲歌って頂きました。
百歳音頭も、皆さん参加され賑やかに踊りました。
最後に参加者全員での記念撮影。皆が笑顔になれた誕生日会になりました。
療養棟三階では、十月十三日に運動会を開催しました。
プログラムは選手宣誓から始まり、ラジオ体操、玉入れ、パン食い競争、最後にだんべぇ踊りを一緒に踊り、身体を沢山動かして楽しんで頂きました。
玉入れは、事前に紅組・白組に分けて実地し二回戦行い白組が二連続で勝利しました。
パン食い競争は、自身で車椅子を動かせる方は自走され、難しい方は促したり・介助をしたり、皆さん他の利用者様が参加されている姿を見て応援し、参加している方は一生懸命な様子でした。
次回運動会開催する際はより賑やかで楽しい運動会にしたいと思います。
介護老人保健施設創春館通所リハビリテーションの職員は三カ月ごとに月のレクリエーションを担当しています。
今年度私が担当するのは「四・七・十・一月」。それぞれに月を象徴する行事がある事が魅力です。
外出自粛を強いられる中で少しでも季節を感じて頂けるよう、壁面飾りを取り入れています。桜、七夕、そして十月はハロウィン!!という事で、かわいいオバケ達を印刷して飾り付けていました。
そこで奮闘して下さったのがMさん。九月の段階から丁寧に少しずつ切り進めて下さり、十月初めには壁や柱の至る所にオバケ達が登場。
リハビリやレクリエーションに頑張る利用者さんの姿を見守ってくれていました。
Mさん、ありがとうございました。そしてまたお願いします♪一月は何を飾ろうかな??
涼風の家 デイ合同お誕生日会
十六日に涼風の家では、デイサービス利用者様二名の合同お誕生日会を行いました。
お二人のうちお一方は、週一回のご利用でなかなかイベント等に参加していただく事ができず、たまたまお二人とも十月生まれで、日も近かったことから、せっかくだから合同でお祝いをさせていただこうという事で、今回のお誕生日会の運びとなりました。
当日の昼食もお誕生日にちなみ、お赤飯とてんぷらを召し上がっていただき、皆さん喜ばれていました。
午後のお誕生日会では、お二人のお誕生日にとケーキを二つ用意して、皆さんと一緒にお祝いさせていただきました。
もう一人の方もサプライズ的にお祝いをされて、とても喜ばれていました。
最後にはお祝いの返礼として、歌を歌っていただき大盛り上がりのお誕生日会でした。
これからもお元気でお過ごしください。
あかしあの里Ⅰ スポーツの秋 運動会
十月十日あかしあの里Ⅰでは、毎年恒例の運動会イベントを行いました。
当初は屋内にて開催予定でしたが、当日の天候が絶好のスポーツ日和だったため、急遽、ウッドデッキにてパン食い競争を行うことになりました。
赤白チームの代表者による対決となりましたが、応援者も精いっぱい声を出して盛り上げて下さいました。
皆さんの真剣さが伝わってきて、胸がとても熱くなりました。
イベントの後は皆さんで仲良く、あんパンを食べながら健闘を分かち合いました。
スポーツって素晴らしいですね。
グループホームしらさぎ ハロウィン
しらさぎでは少し早いハロウィンのおやつ作りを行いました。
かぼちゃをつぶして楽しく蒸しパンを作り、利用者様は蒸している間も
「まだかな」
と楽しんでおりました。
蒸しパンの上に生クリームを乗せて、皆で食べられ、
「おいしい、」
「おいしい、」
「かぼちゃは大好き。」
と大変喜ばれておりました。
まだまだコロナ禍で外出出来ない日々が続きますが、おやつ作りで楽しい一時を過ごしました。
これからも、利用者様の笑顔が見られるような行事を考えたいです。
富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション 家でお風呂に入りたい
今回は、通所リハビリに通われているTさんを紹介します。
昨年の夏に脳梗塞を発症され、左半身に麻痺が残るTさんは令和三年の一月から利用開始されました。
当初は自宅での入浴ができずに着替えも家族に手伝ってもらっていました。
リハビリでは、左手を動かす練習や転ばないように歩く練習を重ねました。
そして、家族の協力もあり自宅のお風呂に入れるようになり、着替えもほぼ自分でできるようになりました。
再発をせずに今年の夏を乗り切ることができましたので、これからも趣味の家庭菜園を楽しみながら、次の目標に向かってリハビリを一緒に頑張りましょう。
明月 榛名湖ドライブ
天高く馬肥ゆる秋……そんな秋晴れに誘われて、グループホーム明月では、榛名湖周遊ドライブを行いました。
伊香保の旅館を眺めたら、いよいよ榛名湖へ。高原学校と思しき学生さんたちの団体を見て
「ほら、あんなに子供がいるよ!」
と指さしたり、魚釣りのボートがずいぶんと出ているのを見て
「何が釣れるんかねぇ」
とみんなで予想したり、乗馬体験の馬を見たときには
「この馬はね、私の家の近くからここまで来てるんだよ」
と知識を披露したりと、楽しいドライブになりました。
介護老人保健施設 創春館 療養棟二階 秋の運動会
十月二十日に療養棟二階では利用者様と一緒に運動会を行いました。
紅白に分かれて玉入れとパン食い競争、職員による飴玉探しを行いました。
玉入れでは真剣に玉を入れようとする姿、パン食い競争では車椅子を押してパンを取る姿それぞれ一生懸命さが見られました。
「今日は久しぶりに体を動かして楽しかったよ」
と言う声が聞かれ、皆様大喜びされていました。
今後も皆様が楽しく笑顔でいられる様なイベントが出来たらと思います。
今月の行事予定
17日 | おやつ作り |
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9・10・11日 | 食欲の秋! |
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26・27日 | お誕生日会 |
6日 | パンケーキ作り |
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中旬 | お誕生日会 |
上旬 | 手作りおやつ |
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中旬 | 合同お誕生日会 |
3日 | 文化祭 |
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15日 | 紅葉狩り |
26日 | 手作りおやつ |
23日 | パンバイキング |
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未定 | おやつ作り |
7日 | フラワーアレンジメント |
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8日 | 花植え |
14日 | お楽しみ会 |
23日 | 勤労感謝の日 |
28日 | エステサロン |
8〜10日 | 上映会 |
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11〜13日 | お楽しみおやつ |
18・22・26日 | お誕生日会 |
23〜25日 | お楽しみおやつ |
グループホーム明月 | |
未定 | 作品展 |
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未定 | 紅葉ドライブ |
デイサービス明月 | |
未定 | 作品展 |
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未定 | もみじ見学 |
未定 | 鍋パーティー |
未定 | おやつ作り | 未定 | 紅葉ドライブ |
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未定 | 紅葉ドライブ |
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未定 | おやつ作り |
11月中 | しめ縄作り |
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未定 | お誕生日会 |
10日 | おやつ作り |
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16~19、24~26日 | 紅葉ドライブ |
中旬 | お誕生日会 |
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下旬 | 紅葉ドライブ |
新入職員紹介
星野 瑞彩
所属 | 介護老人保健施設 創春館 リハビリ課 |
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趣味 | 映画鑑賞、ドライブ |
施設について感じた事 | 他職種の方との距離が近く連携の取りやすい施設だと感じました。また職員の方も利用者さんも明るく楽しい方ばかりで明るい印象を受けました。 |
利用者の皆さんに一言 | 利用者さんに安心・安全な生活を送っていただけるようリハビリの面から支援していきたいと思います。よろしくお願いします。 |
院長先生の健康豆知識
身体の中の内と外
先月、我がスタッフから、施設に入居中の九十代の女性の入れ歯がなくなり、どこを探しても見つからないので、飲み込んでしまったかも知れない、と、連絡が入りました。少し認知症が進んでいる方なので、本人に聞いても覚えがなく、普段の様子と変わりないとの事でした。相当大きな物なので、簡単には飲み込めないと思いますが、とも、報告してきました。とりあえず診察の為来ていただきましたが、ご本人はケロッとしていて、「どこか喉など痛い所はありますか」と聞いても、「どこもありません」と答えられました。入れ歯は固い物なので、もし飲み込んでいたら、まだ身体の中にあり、レントゲンで写る筈と、確認の為撮りましたら、お腹の真ん中辺りに、長さ五センチ程の入れ歯が白くくっきりと写っていました。
入れ歯と言っても歯はなく、歯をしっかり固定するように、両脇に輪っかの付いたS字状に折れ曲がった針り金のような物でした。上手に縦に通せば一~二センチ程の穴があれば通せるかもしれませんが、横にすると五センチ程あるのですから、飲み込むことは不可能な物でした。こんな物が苦もなく飲み込めたとは、と、驚きました。レントゲン写真から、入れ歯は小腸辺りにあり、食道・胃などの難関を通過したのだから、この後順調に肛門にたどり着いてくれればと期待し、スタッフにはお腹の症状があったらすぐに連絡してくれと話し、経過を見る事としました。
三日後のレントゲンでは、入れ歯はお腹の右上部にあり、無事に小腸を抜け大腸に到達していました。大腸の管腔は今迄よりも断然大きく一安心しました。四日後には、下腹部に移動し、直腸にあるのが確認できました。消化管の最終地点です。ここ迄くれば何とでもできます。最後の難関と思われる肛門は目の前です。ここからはしっかりオムツの中の便を確認するよう指示し、出てくる時を待ちました。そして更に三日後、受診して貰ったところ、スタッフからは入れ歯が出た形跡はないという報告に、確認したところ、そこにはもう入れ歯は写っていませんでした。もう入れ歯は肛門から出ていたのです。便にまぎれて分からなかったのでしょうね。こうして入れ歯は消化管の収縮と弛緩というゼン動運動で、口から入り、肛門の外へと押し出されました。消化管というのが、身体の中にありながらも、外の世界としっかり繋がっているというのを実感させられる出来事でした。
消化管というのは、身体の中にありながらも外の世界であるという視点は、身体の問題を考える時、とても大切な視点です。私達の身体は、消化管という外の世界から必要な物を取り入れようとしている存在です。食物はかみ砕かれ、ドロドロに溶かされなければ、身体に取り入れられません。誤って飲み込まれた入れ歯のように、食べた物が消化されずそのまま便に出てくる方がいます。かみ砕く事が出来ず、ドロドロにも出来なかったのです。食べた物が身体に入っても、身体の内には入らなかったという事です。「医食同源」という言葉があります。食べる事は医療する事と同じだという意味です。食べた物がしっかり自分の内に入るよう努力する事が大切です。その為には身体に優しい食材を選び、吸収され易いようしっかりかみ砕くというのが自分で出来る何よりも大切な作業です。後は消化管にゆだねるしかないのです。
歌手の郷ひろみさんがテレビで「自分は口に入れた物を全て五十回かむ事にしている」と話されていました。それ程の事をしてやっと食べ物は身体の内に吸収されるのです。以前から身体の鍛錬を怠らない彼の姿勢に感心していましたが、健康への知識の豊かさにも敬服する事になりました。彼に負けないようダンスに挑戦しようかと思った事もありますが、足が上がりません。自分なりの努力を、と、考えている日々です。
文芸作品
介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション利用者 庭屋政子様作品
金木犀 深呼吸する 朝の窓
七輪の 遠き日思い 秋刀魚焼く
介護老人保健施設 創春館 療養棟二階利用者 高橋三佐男様作品
涼風の家デイサービス利用者 阿久津昌子様作品
東より 西へと旅を 続けてる
白雲かがやく 榛名晴天
今朝の庭 ピラカンサの実 鮮やかな
オレンジ色に 変化していた
リハビリコラム
【仙骨座りって知っていますか?】
仙骨座りとは、前にずり落ちそうな姿勢で座る事です。
骨盤が大きく後ろへ傾き、仙骨のごつごつした部分で上半身を支える事になります。
好ましい座位とは言えず、弊害が多い座り方なので、気を付けたいところです。
良い座位は骨盤を立てて坐骨で座面を支えます。
不良姿勢を続けると、高齢者や安定の悪い方になると頭や胸部、腕などの身体の重みをしっかりと支えられなくなります。
骨盤が後ろに傾くと背中が丸まってきます。胸部が圧迫され呼吸の妨げや食べ物の消化吸収の低下を生じます。
前を向いても首の後ろの筋力を過剰に使わなくてはなりませんので筋緊張が亢進します。
また下肢筋肉の短縮が起こり、体が硬く感じられます。
仙骨部は皮膚が擦れたり圧迫されますので褥瘡(床ずれ)を引き起こすリスクもあります。
椅子や車椅子で過ごすときには身体をリラックスさせ、良い姿勢を保つよう意識する必要があります。
椅子の奥にすきまが無いよう腰かけ、腰にクッション等を入れ骨盤が倒れないように気を付け良い姿勢を保てるようにしましょう。
理学療法士 齋藤 輝美
編集後記
はじめまして。紅葉が見頃を迎える伊香保の事業所・明月の職員です。
段々と寒くなり、温かいものがおいしく感じる季節になりました。
今後もコロナ対策、そして寒くなると流行るインフルエンザなどに気を付けていきたいと思います
デイサービス明月 村山 優美