2024年8月号  DS明月 七夕&買い物ツアー‼

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DS明月 七夕&買い物ツアー‼

DS明月 七夕&買い物ツアー

DS明月は、七月に日本年中行事のひとつ、七夕イベントを行いました。
短冊に願い事を書く際、「何にしようかな、何て書こうかな」と言う声が聞かれ、皆様真剣に考えていました。
願い事を書いた短冊を飾り、その後「どんな願い事を書いた?」と話が盛り上がり、お互い書いた願い事を教え合い、中には「ひ・み・つ」と嬉しそうに言われている方もいらっしゃいました。

皆様の願い事が叶いますように。

七月の終盤にはお買い物イベントを行いました。
行先はダイソーで、買い物一週間前にイベントのお知らせをさせていただき、「何を買おうかしら」と頭を悩ませながら考えておられる方や「しばらく自分で買い物していないから楽しみ」と言った声が聞かれました。
イベント当日は、お昼ご飯を食べ、午後から買い物へ出発。買い物へ行くために買いたい物をおおよそ決めている人もいれば、当日まで何を買うか決めずにその場で決めて買う人、中には紙に一つ一つ書いて「今日は買い物行ってこれを買うんだ」と笑顔で話されてる方もいらっしゃいました。
この日に向けて用意周到です。いよいよ店内に入り買い物がスタート!ほとんどの方が何を買うかをおおよそ決めていたので、カゴの中には商品が沢山入っていました。
また、想像より品数が多いのか、商品棚の前で頭を悩ませている姿も見られました。
買い物が順調に進み、お会計をし店内を後に、帰り際「いい買い物ができて楽しかった」とご満悦でした。
自分で買い物に行くのは数年振りという方も多く、昔を思い出す良い機会となりました。
7月も終盤。まだまだ暑い日が続きますが、暑さを吹き飛ばせる良いイベントとなりました。

 

今月の事業所便り

GHゆめさき 音楽でお祝い!

グループホームゆめさきでは、七月お誕生日を迎える利用者様がおられました。
唄う事が好きな方ということもあり、誕生会では音楽を中心とした催しをすることとなりました。
職員、利用者様共々、普段とは違うアロハスカートを履き、化粧をして唄うと、恥ずかしがりながらも皆さん盛り上がっていただけました。
利用者様の歌声に合わせて皆で手拍子をすると感極まり、涙ぐむ方も。一人一人のお祝いの言葉、ハッピーバースデーの歌や職員の余興も大変喜んでいただけました。
今後も和やかな空気の中で、喜んでいただけるお祝いの会をしてゆきたいです

GHゆめさき 音楽でお祝い!

GHゆめさき 音楽でお祝い!

 

CL通所リハ  チェックシートを活用‼

クリニック通所リハビリでは個別リハに加え、自主トレを指導しています。
しかし、認知症などがある方は、自分がどの自主トレを行ったか分からなくなってしまい、職員の付き添いが必要になってしまう事があります。
そこで、それぞれの方が進捗状況を把握できるようにチェックシートを作成しました。
これを活用することにより進捗状況を目で確認でき、他者の付き添いが無く自主トレを行うことができます。
更に、自分でできたことによる達成感が自信に繋がり、認知機能の維持・向上が期待できます。
今後も利用者様一人一人に寄り添い、自立した生活を送れるように工夫をしていきたいと思います。

CL通所リハ チェックシートを活用

 

創春館療養棟三階  七夕イベント

療養棟三階では、七月十七日に七夕お楽しみ会を開催しました。
六月から七夕に向けて、利用者様と一緒に壁面飾りと笹飾りを作りました。
夜空をイメージして、黒をバックに星を散りばめ、織姫と彦星を飾り、笹にお飾りと皆で短冊に願い事を書きました。
お楽しみ会は最初に職員による今流行りのカンカンダンスで盛り上げ、その後は利用者様とカラオケを楽しみました。
最後は皆で合唱で締めくくりました。
三時のおやつは利用者の皆さんから「たまにはおせんべい食べたいな」とリクエストがあり、色々な種類を用意して好きな物を選んで頂き、緑茶と一緒に提供しました。
皆さんとても喜ばれ、「もう一枚食べたいな」と大盛況でした。
今後も利用者様の素敵な笑顔が見られるイベントを企画していきます。

創春館療養棟三階 七夕イベント

創春館療養棟三階 七夕イベント

 

星辰の家 イベント盛りだくさん!

星辰の家は三つイベントが開催されました。
一つ目は、あじさいツアーに利用者様のご家族をお呼びし、あいの山にてお食事会を企画しました。
普段会う事が出来ないご家族と一緒に、美味しいお食事をしながら交流する事ができました。
当日は天気にも恵まれ、皆様あじさいを堪能する事ができました。
二つ目は、五年ぶりにポラリス保育園を訪ね、七夕交流会を行いました。
園児からの歌や手作りのプレゼントに、利用者様は大変喜ばれ、普段とは違う柔らかい笑顔がたくさん見られました。
三つ目は「星祭りコンサート」と称し、バイオリン等の演奏会を開催しました。
青い山脈等、よく歌っている曲も、生演奏だといつもより格段に盛り上がり、最後には七月生まれの利用者様へ、誕生日の歌もプレゼントしてくださり、演奏会は大盛況でした。

                

星辰の家 イベント盛りだくさん!

星辰の家 イベント盛りだくさん!

 

あかしあの里Ⅱ 七夕イベント

あかしあの里Ⅱでは、七月に七夕と手作りおやつを行いました。
七夕では入居者様各々に願い事をお聞きし、短冊に書いて飾りました。
行事を行った当日は、一人ひとりに短冊を持って頂き、一緒に写真を撮りました。
皆さんとても良い笑顔になっていました。
願いが叶うよう、できる限りお手伝いさせて頂きます。
また、手作りおやつでは牛乳プリンを作りました。
トッピングにミックスベリーを好きなだけおやつに乗せてもらうと、皆さんとても嬉しそうでした。
口々に「美味しいよ。」「もっと食べたいね。」などの声が聞かれました。
次回も皆さんに喜ばれるような行事を企画していきたいと思います。

あかしあの里Ⅱ 七夕イベント

あかしあの里Ⅱ 七夕イベント

 

名倉理事長の健康豆知識

「息切れ」と「血液循環システム」

 
ちょっとした労作業でも息切れを感じる事が多く、歳をとったんだなあと実感しています。
鏡を見れば一目瞭然で、しっかり老化を自覚しています。
しかし、世の中には風貌はまぎれもなく老人なのに、その活動たるや若い人と遜色ない方も沢山います。
そんな違いはどこからくるのか。
というのが今回の話です。

 現在パリオリンピック真最中ですが、大多数の競技において、競技者の優劣を決める大きな要素が「息切れを感じるレベル」の違いではないかとも思っています。
マラソンや水泳などの持久力が要求されるスポーツでは特にそうですね。
そこで、勝つ為に息切れを感じない身体にするにはどうすればいいか。
ということになります。

トレイニングによって、徐々に息切れを感じない身体に仕上げていくんですね。
息切れというのは、運動によってより一層必要となった酸素を身体の隅々まで行き渡らせられなくなった状態を指します。
運動している時でも、肝臓などの内臓の細胞から爪の先まで身体全ての細胞は酸素を求めており、そんな細胞にも酸素が届けられなくなった時、息切れ感じるのです。
したがって、息切れとは、「血液循環システム」が運動による「酸素レベル要求」の上昇に応えられないという事を示す症状です。

トレイニングは、肺の機能を改善したり、筋肉量を増やしたりしつつ、この「血液循環システム」のレベルを酸素要求に見合うだけのレベルに引き上げる事なのです。
システム全体の問題であって、心臓はこの「血液循環システム」の一部でしかありません。
心臓が強い人が勝つ訳ではなく、心臓が弱いから息切れする訳でもありません。
老化による息切れとは、肺の老化、筋肉量の減少などにより「血液循環システムの劣化」が起こり、昔できていた運動量に見合うだけの血液循環が行われなくなった症状なのです。
したがって、息切れを感じない運動量のレベルであれば、病気でない限り息切れを感じる事はありません。
息切れに歳を感じると言いましたが、走るから、テニスをするから息切れするのですから。
そんな事しなければ歳を感じる事も少ないのかも知れません。
老衰に対ち向かうから息切れするのですから、老衰を甘んじて受け入れれば息切れを感じる事は少なくなります。
歳をとっても活動的でありたいという欲が息切れを生み出している、そして息切れしない為には「血液循環システム」のレベルを引き上げる努力が必要なんだと知って欲しいのです。
この「血液循環システム」の維持向上とは何も難しい事ではありません。
筋力維持と肺を鍛える事でいいのです。
よく動き、おしゃべりし、歌を歌えばいいんです。
一生懸命家事労働に勤しみ、友達とおしゃべりをしている女性は元気ですね。
そんな女性こそ「血液循環システム」の模範となるべき存在なのです。

 

頑張り屋職員紹介

ウィンディスリャティフィトリ(介護職)

所属 グループホーム あかしあの里Ⅰ
エピソード いつも元気で明るい笑顔を絶やさず、利用者様と寄り添っています。
現場では、利用者様にとって適した接し方や介護方法を日々学んでいます。
実務者研修に参加し、介護現場で必要な知識やスキルを学び始めました。
「日本語難しい」と言いながら、介護用語を理解し、学ぶ姿勢を持って介護福祉士を目指しています。

 

リハビリコラム

「腰を守って、元気な毎日を!」

今回は「腰」についてお話します。
腰は体の中心に位置し、姿勢や動作に大きく関わっています。
年齢とともに筋力や柔軟性が低下し、痛みが生じやすくなりますが、リハビリを通して健康を取り戻すことができます!
まずは、日常生活での正しい姿勢を意識しましょう。
座る時は背筋を伸ばし、立つ時は足を肩幅に開くことが大切です。
そして、軽いストレッチや体操を取り入れることで、筋力を維持し、腰痛を予防できます。
特に、腹筋や背筋を鍛える運動は、腰の健康に大いに役立ちます。
少しずつリハビリを続けることで、体が軽くなり、動きやすさを実感できるでしょう。
腰の健康を守り、リハビリを楽しみながら、日々の生活をより快適に過ごしましょう!
           
 

理学療法士 小山温美

 

文芸作品


 
 

涼風の家 追川清乃様作品

涼風の家 追川清乃様作品

 

編集後記

年の夏も猛暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この八月号が刊行される時は、パリオリンピックは閉幕し、夏の甲子園は真っ盛りという頃でしょうか。
健大高崎、春夏連覇目指して頑張れ!と同時に、私たちも球児の頑張りに負けず、夏バテせず、残暑を乗り切っていきましょう!
次号もお楽しみに!                 

創春館 療養棟 馬場