2020年9月号 介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション 納涼祭!
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介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション 納涼祭!
安全対策
今年は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、世間では納涼祭を自粛する動きがありました。
創春館通所リハビリの納涼祭も決して例外ではなく行うか否か?話し合いを重ねました。様々な意見の中、二転三転しながら、やはり利用者の皆様の楽しみを減らしたくない!縮小してでも安全に出来るよう知恵を絞っていきましょう!という事で最終的に一致団結し決行するに至りました。
例年より利用者様の移動を少なくする工夫をしたり、屋台システムを配食システムに変えたり、試行錯誤しながら案を出し合いました。
ビンゴ&くじ引き大会
いち早くビンゴになった利用者様が、沢山ある景品を嬉しそうに選び悩む姿…そしてなかなか穴を開けられずに「次は?」と催促の声…職員も利用者様のビンゴカードをお一人お一人真剣に確認していきました。
ビンゴ大会を終えてからのくじ引き結果発表、続いて豪華景品の贈呈を行いました。今年の特賞は施設入浴タオルセット!…当たって満面の笑顔でガッツポーズ!…残り物には福来ると言いますが、三日間とも最後の一枚を引いた利用者様が、当たりくじをゲットするという奇跡が起こりました。
クジ引きでもビンゴでも景品を貰えてウキウキの方もいらっしゃれば、どちらも貰えず残念賞のうまい棒三本のみで苦笑いの方もいらっしゃいました。
創春館小唄
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去り、最後は恒例の創春館小唄で締めくくりました。三日間、事故なく楽しく終えることができた大好評の納涼祭でした。
来年も同様に、全員で一つの事を楽しめる納涼祭を皆で作り上げていきたいと思います。皆様の笑顔を前に、これからも季節ごとのイベントを大切に、コロナ自粛だと簡単にあきらめることなく、創意工夫と奇想天外な発想で乗り越える創春館でありたいです。
今月の事業所便り
春らんらん おはぎ作り&お誕生日会
八月十三日にお盆の「おはぎ」作りをしました。利用者様と職員でわいわい、楽しく始めました。
が、あんころもち米を人数分に分ける作業には悪戦苦闘です。量が多くなったり、少なくなったりと皆の視線が真剣です。
「昔はよく作ったよ。」「甘いものはごちそうだったよねぇ。」とおっしゃる利用者様も多く、あんこで包んだりきな粉をまぶしたりする作業は手際よく、すぐに食べたい衝動と戦いながらも作り上げることができました。
おはぎの味は最高で、皆様「おいしい!」「作りたてはやわらかいね。」と幸せそうに召し上がっていらっしゃいました。
美味しく召し上がった後は、お誕生者を皆でハッピーバースデーの歌と春らんらんから真心込めたお誕生日カードのプレゼントです。
「ありがとうございます。」と笑顔いっぱいに喜ばれていました。
ケアセンター星辰の家 ミニ納涼祭
星辰の家では八月二十九日に納涼祭を行いました。毎年、盛大に行っていましたが今年は規模を縮小して行いました。
今回はカラオケ大会を中心に行い、利用者様も楽しく声を出して歌いました。歌をうたいお腹を空かしてもらい、納涼祭恒例の焼きそば、豚汁、フランクフルト、カキ氷を提供しました。利用者様からは大変好評で「美味しい」等の言葉を頂きました。
今年は、規模を縮小して行いましたが来年は盛大に納涼祭を行って今年の鬱憤をはらしたいと思います。
朱咲(六供) 夏祭り
今年の夏祭りでは昼食に焼きそば・お好み焼き・フランクフルト・ところてん・キュウリの浅漬けを作り、パック詰めにしたり、紙皿に並べたりして出店風にしたところ、とても喜んで召し上がっていただきました。
午後は運試しとして駄菓子を袋詰めした物の中にラムネジュースの当たりを入れて、どれが当たりか紐を引っ張ってもらうゲームをしました。ラムネジュースの当たりを引いた利用者様はラムネが大好きなのでとっても喜んでいました。
かき氷も皆さんで食べながら昔の夏祭りのお話で盛り上がり、とっても楽しい夏祭りを過ごすことが出来ました。
デイサービスわきあいあい わきあいあい恒例のそうめんとおはぎ作り
デイサービスわきあいあいでは、八月十三、十四日とお盆のイベントを行ないました。
毎年恒例のそうめんとおはぎ作りです。そうめんには天ぷらや薬味等もつけたので皆様「お昼のそうめんは美味しいね」「夏は麺がいいよ」と言い最近暑い日が続き食欲が落ちていたご利用者様も沢山食べていただきました。
そして、おやつ作りではあんこ、きなこのおはぎを作りました。美味しい物を食べて笑顔があふれて、とても和やかな雰囲気で一日を過ごしました。
このまま明るく元気に残暑も乗り切って行きたいと思います。
あかしあの里Ⅲ 清涼!流しそうめん
あかしあの里Ⅲでは八月二十四日、流しそうめんを行いました。今回初めて参加される利用者様も多く、セッティングをしていると何が始まるのかと訝しげな様子も見られました。
「流しそうめんをしましょう」とお伝えして、お椀とお箸を持ってスタンバイして頂きます。最初は、急に流れて来るそうめんに戸惑い上手く掬うことが出来ず「取れないー」と不満気でしたが、数回流すとタイミングとコツが掴めてきたのかしっかりと掬うことができて「取れたぁ!」と嬉しそうでした。
てんぷらと一緒に召し上がって頂き、夏ならではの行事をお腹いっぱいに楽しんで頂けたと思います。
あかしあの里Ⅱ 納涼祭を楽しんで
あかしあの里Ⅱでは、八月五日に納涼祭で、水風船すくい、紐くじ引き、すいか割りを行いました。
中には入居されてから、行事が初めての方もいたり、いつも控えめな方が、すいか割の時になったら、とてもいい掛け声を出して積極的に楽しんでいたりと、色々な姿が見られました。
納涼祭を始める為に、皆さんに声を掛けると、何が始まるんだろうという表情をされている方もいましたが、いざ始めると皆さんニコニコと、そして楽しそうに参加されていました。
今年も暑さに負けず、体調を整えながら夏を乗り越えたいと思います。
グループホームゆめさき 夢前納涼祭
八月の三十日、まだまだ暑さの厳しい中、利用者様に涼を感じて頂こうと毎年の恒例行事である納涼祭が開かれました。
コロナ禍であり、ご家族や地域の方はお呼びできませんでしたが、例年以上に皆様楽しまれていました!ヨーヨー釣りや射的等の催し物を楽しまれたり、盆踊りやカラオケに美味しい食べ物。更にはお神輿が練り歩いた際には皆様手を叩き歓声を上げておられました。
「今日は良い日だね」としみじみ語られる利用者様の声を聞き、来年はもっと多くの方々と喜びが共有できるように健康に過ごしていきたいと感じました。
デイサービスセンターゆめさき 新型コロナに負けない!ゆめさき納涼祭
デイサービスセンターゆめさきでは、八月十八日(火)、十九日(水)の二日間、納涼祭を開催しました。
中でも職員余興で披露された「フラダンス」と「だんべえ踊り」は高い完成度とクオリティで、二日間とも自然と「アンコール!」の声が響き一緒に座席で踊り出す御利用者もいらっしゃいました。
職員余興の後に行われた「くじ」ではかごに入っている景品の紐を御利用者に手繰り寄せて頂きゲットしてもらいました。
最後に盆踊りを全員で踊り、今年の納涼祭は幕を閉じました。
新型コロナウイルスの影響で例年より規模を縮小しての開催でしたが、とても充実した二日間となりました。
療養棟三階では、八月十九日に夏祭りを行いました。見た目も艶やかに浴衣を着て参加して下さる方もおり、女性は口紅をひく方々も花をそえていました。
はじめは「浴衣なんて着られないよ」とおっしゃる方も他の方が着用しているのを見ると一緒に着て下さり楽しげな様子で談笑されておりました。
今年の出店では、はやりの「水信玄餅」を模して水ゼリーを黒蜜をかけて提供しました。透明でプルンとした冷たいゼリーは評判よく、「美味しいからあんたもお食べ!」と職員に勧めてくれる方もいらっしゃいました。
お祭りの最後は輪になり盆踊りでしめくくり、笑顔が多くみられていました。
菜摘荘 手作りカレー
菜摘荘では十四日(金)にイベント食の日を行い、手作りカレーを作りました。
普段召し上がっているカレーとは違い、事前に食材を買い、当日に職員がいちから野菜を切ったりルーを作ったりしました。利用者様も本格的なカレーライスが食べられるのをとても楽しみにしていらしたようで、出来上がったカレーライスを「とても美味しかったよ」、「また食べたいな」と、とても満足気に召し上がって頂きました。
これからも利用者様に喜んで頂けるようなイベントを考えて行きたいと思います。
涼風の家 縁日第二弾、盆踊り会
コロナウィルス感染拡大の影響で、なかなか大きなエベントが出来ない涼風の家では、十五日に夏の思い出作りに、先月の縁日第二弾として盆踊りを行いました。
曲はおなじみの「炭坑節」等に加え、「のうさぎ音頭」!?。これは字面を見るとかわいいですが、群馬県警監修の詐欺撲滅啓発のための踊りで、すなわち「NO詐欺」。当然職員含めみんな初めてなので、午前中にDVDを見ながら踊りの練習を行い、軽く準備運動。午後からは皆さんに法被を着ていただき、気分はもうすっかり縁日です。
あらかじめ用意していたヨーヨー釣りのしていただき、盆踊りで身体を動かして、笑い声の絶えない盆踊り会となりました。
あかしあの里Ⅰ 元気で夏を吹き飛ばせ!!
あかしあの里Ⅰでは、八月六日(木)に、夏祭りを行いました。コロナウィルス感染拡大にて、大きなイベントは出来ず感染対策を行っての夏祭りとなりました。
利用者様と職員は、館内で盆踊りをしたり、魚釣りゲームをしてお祭り気分で楽しみました。職員は、浴衣や甚平を着て夏の雰囲気を出しました。
食べ物は、やきそば・フランクフルト・お好み焼きなど・・・みんなで食べると本当に美味しかったです。おやつは、祭りでおなじみかき氷を食べました。
元気を出して、暑さもコロナも吹き飛ばして行きたいと思います。
グループホームしらさぎ おやつ作り
グループホームしらさぎでは、利用者様の希望により、おはぎ作りがしたいとの事でおはぎ作りを行いました。
作りながら子供の頃の話をされ楽しまれた様子。隣のテーブルでは、餡子を付けながら口に運ぶ人、「できたら皆で食べますよ」と言うと、「味見をしているんだよ」と、本日のはとても美味しいよと笑顔。
三時になり、皆さんにお茶、おはぎを提供。美味しそうと言いながら、食べ始める。
「丁度いい甘さだね」と言われ全員、お茶、おはぎを完食。これからも、利用者様に喜んで頂けるよう心掛けて行きたいと思います。
富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション ビンゴ大会
クリニック通所リハビリでは、八月十二~十四日に毎年恒例の納涼祭を行いました。今年もビンゴ大会を行い、景品を多く揃えました。
ビンゴが始まると、職員と共に全員が普段以上に集中してカードの番号を確認していました。番号が発表されると、嬉しそうにされる方、悔しそうにされる方など様々な表情が見られました。番号が揃い、「ビンゴ‼」と大きな声と手を挙げて返事をして、嬉しそうに景品を選んで持ち帰っていただきました。
中には景品を当てた後もゲームを続け、ほぼすべての番号が空いているという、強運の利用者様もいらっしゃいました。
皆さんが楽しく過ごし、夏の暑さに負けないように英気を養う一日となりました。
伊香保ケアセンター明月 餃子作り
八月十日グループホーム明月では、暑い夏を乗り切る為にニンニクたっぷりのスタミナ餃子を、利用者様と協力して作りました。
キャベツ・ニラをみじん切りにして頂くと「もっと細くした方がい~ね。」「こ~にするともっと美味しくなるよね~。」と利用者様に教わりながら、ギョウザの具を作りました。
それぞれの利用者様にギョウザの皮を包んで頂き個性豊かなギョウザが出来上がりました。皆で食べると「美味しく出来たね~。」と会話がはずんでいました。
療養棟二階では二十六日に納涼祭を行いました。
三十度を超える日々が続く中皆様に水分と塩分を補給してもらいたいと思い、冷汁を作り、久々に懐かしい味を味わっていただきたく焼きまんじゅうを振る舞いました。また、八月に入ってラジオ体操と共に炭坑節、東京音頭を練習してきたので、皆様と踊りも楽しみました。
出来上がった冷汁、焼きまんじゅうを配膳すると騒ぎがやみ、もくもくと召し上がられ、おかわりの要求があり、作った方も嬉しかったです。
暑い夏はもう少し続くと思いますが、体調を崩さないように美味しい物を食べて体を動かして体力をつけて乗り切りたいと思います。皆さん、がんばりましょうね。。
今月の行事予定
9日 | のっぽさんコンサート |
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21・23・25日 | お誕生日会 |
上旬 | 花火大会 |
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21日 | 敬老会 |
未定 | おやつ作り |
3日 | 流しそうめん |
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10日 | 手作りおやつ |
20日 | お誕生日会 |
6日 | 手作りおやつ |
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11日 | お誕生日会 |
21日 | 敬老会 |
27日 | お誕生日会 |
10・11日 | パンバイキング |
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21・22日 | お寿司バイキング |
未定 | おやつ作り |
11日 | 防災訓練 |
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28日 | お誕生日会 |
未定 | ドライブ |
10・14・25日 | お誕生日会 |
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11日 | 防災訓練 |
23日 | 敬老会 |
17~19日 | 上映会 |
1日 | 花火 |
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21日 | 敬老会 |
未定 | おやつ作り |
未定 | 利用者様お誕生日会・おやつ作り |
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13日 | お誕生日会 |
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未定 | おやつ作り |
7日 | イベントおやつ |
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18日 | 敬老会 |
6日 | 納涼祭 |
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新入職員紹介
橋本 成美
住所 | 前橋市 |
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所属 | リハビリ |
趣味 | ゲーム、音楽鑑賞 |
施設について感じた事 | 明るく楽しい職場 |
利用者の皆さんに一言 | 皆さんと楽しくリハビリをしたいと思います。よろしくお願いします。 |
院長先生の健康豆知識
インドネシア人女性雑感
インドネシアの女性達が当法人で働き始めて四年位になります。日本へは飛行機で七時間もかかる、そんな遠くの、そして豚肉を食べず、一日五回の礼拝を欠かさない、そんな異文化の国から来た彼女達です。どんな仕事ぶりを見せてくれるか心配していましたが、優しく献身的に患者さんに尽くしてくれました。
心配は全くの杞憂に終わりました。そんな彼女達はいずれも結婚適齢期ですので、ついつい彼女達の結婚の事が気になります。中には、来日早々日本人の恋人を見つけ、結婚を予定している人もいますが、ほとんどの人が交際相手がいないようで、「誰かいい人を紹介して下さい」と、日本語でせがまれます。彼女達の一番の希望は日本人男性だそうです。
昔の日本では「お仲人さん」という人がいましたね。地域で未婚の男女の情報を集め、相手を求めている家に入り込み、似合いそうな相手を紹介するという人でした。商売でやっている人やそうでなく単なる世話焼きからやっている人もいたような気がします。そんな人がいたら、結婚願望いっぱいのインドネシア人女性も沢山のチャンスがあるのでは?と、昔の「お仲人さん」が懐かしく思い出されます。私の姉達が二十歳を過ぎる頃、私の家にも「お仲人さん」がしばしば家に来ていました。私の母が頼んだようです。「お仲人さん」が持ってきた写真と釣書を母に見せられ、当惑した姉達の表情が思い出されます。
母親と姉達の間には沢山のいさかいもありました。「背は低いけどええ大学出てるよ」と母が言い、「私より背が低い人は嫌や」という会話もありました。昔は親にとって婚期を逸するというのが、強迫観念のように恐れられていました。私の母はそれがひどかった。姉達二人は結局のところ、お見合い結婚をしたのでした。姉達は後年、「私も恋愛がしたかった」とこぼした事があります。親の反対を押し切って結婚した私の事がうらやましかったのかも知れません。自分より先に亡くなった二人ですので、十分幸せな結婚生活であったとは言え、恋愛経験の一つもあってもよかったのでは、と、不憫な気持ちになります。
現在のインドネシア人女性達を取り巻く環境は、私の姉達が経験した昔の日本の状況と重なります。なので、一層の事、法人で働くインドネシア人女性達の事が気になるのです。現在のインドネシアでは大半の女性が二十代前半で結婚し、子供を産みます。したがって、当法人で働くインドネシア人女性達は、早くインドネシアに帰ってと両親に迫られています。「早く結婚して子供を産んで」という両親の願いと、日本でこのまま働きたい、という願望との間で悩みながら生活しています。彼女達の事を考えると、改めて女性というのは様々な制約の中で生きていかなくてはならないのだな、としみじみ感じられます。
そんなインドネシアですが、多くの人が七十歳迄に亡くなります。八十歳迄生きるのが当たり前の日本を見てどう思うか、彼女達に聞いてみた事があります。「インドネシアでは考えられない年令です」という答えが返ってきました。度々インドネシアに行った事のある体験から、インドネシアの短命の原因というものを考えてみますと、その大半が食生活にあると考えられます。コーヒーに大さじ一杯が当たり前の国ですから、大量の砂糖が消費されているに違いありません。南国特有のココナッツミルクの使用もあり、よほど注意しない限り食事からの動脈硬化を免れることは出来ません。日本のように多種多様な食形態がある国は珍しいのではないでしょうか。インドネシアの事を考えると色々な食事を選択できる日本の有難みが感じられます。うちの法人で働いた後、両親の願い通りインドネシアへ帰り、すぐに結婚し子供を産んだ女性がいます。つい最近携帯で送られてきた写真には、十キロ位太ってしまったとのコメントがありました。小錦のように大きくなったおしりを眺めながらこれじゃ長生きできないかもと、ため息が出ました。決して彼女だけの責任じゃないですね。
文芸作品
朱咲(六供) 利用者様作品 工藤香泉様
農継がぬ 長男次男 帰省して
客人然と 祭りの膳に
裏山の 鹿の声聞く 駐在所
山村勤務の 若き日の在り
住宅型有料老人ホーム 朱咲利用者 宮崎田鶴様の作品
リハビリコラム
骨密度と運動について
骨密度と運動の関係については以前にも取り上げていますが、今回は別の運動方法のご紹介です。
骨には負担がかかると、その負荷に応じて骨自身を強くする仕組みがあり、重力に逆らう“縦方向の刺激”を与えることで骨密度が高まります。
【足のかかとの骨を刺激する運動例】
① 立位でのかかと落とし
・肩幅に足を広げ、かかとを上げて…
・ドシンと落とす。
(バランスが崩して転倒しないように手すりやテーブルなどつかまれる場所で行いましょう)
② 座位での足踏み
・椅子に座り、片足の膝を上げてから床にかかとをドシンと落とす。
*骨の強さを維持できるよう、可能な運動を継続して行えるといいと思います。運動時に痛みが出る場合は無理に行わないようにしてください
理学療法士 神道
編集後記
皆様、さんぽみち九月号はいかがでしたでしょうか?今年の夏も酷暑となりましたが、各施設暑さに負けず夏を満喫している様子が伝わったかと思います。
季節の変わり目ですので皆様も体調にお気をつけて、次回のさんぽみちも楽しみにしていてください。
介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション(副委員長) 齋木友美