2021年7月号 毎日笑顔の涼風の家!
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毎日笑顔の涼風の家!
グループホーム涼風の家は、榛名山の麓、高崎市倉渕町にあります。周囲を山に囲まれ、近くには温泉や相間川が流れる景色の良い風光明媚な場所です。
そんななかで、上は九十八(もうすぐ九十九)歳、下は七十五歳の入居者様達と、共用型デイサービスの利用者様及び職員で、毎日和気あいあいと楽しく生活しています。
そんな涼風の家の特徴(自慢?)として、大きな畑があります。毎年キュウリ、ナス、トマト、スイカなどの苗を植えて職員と入居者様で草むしりや、水撒きなどして大切に育てています。今年もキュウリ、ナスが少しずつ収穫できるようになってきています。倉渕の土地柄からか、入居者様は農業経験者が多く、収穫を手伝っていただくと、皆さんとてもいい笑顔で収穫して下さります。もちろん採った野菜は、その日の調理担当に渡して、その日の食事に出してもらっています。豊作の年には、いつも食材を注文している地元のスーパーの注文量を減らさなければならないほど、収穫できたこともあるくらいです。トマトやスイカも実がなり始めています。特にスイカはここ何年か当たり続きで、甘くしっかりと大きな実が二~三個なっているので、こちらも熟してくるのが今から楽しみです。
今月の事業所便り
春らんらん 父の日
六月十八日に父の日イベントで『お好み焼きで一杯やろう!』を行いました。
生地に桜えび、揚げ玉、紅生姜、キャベツをたっぷり入れてホットプレートに流し入れます。焼けた芳ばしい、食欲をそそられる匂いがして来ると「まだかな~」「早く食べたい」と待ち遠しい声が聞かれます。
焼きたてのお好み焼きにソース、かつお節、青のり、マヨネーズをトッピングし、お好みでノンアルコールビール、ジュースを選んで頂き『乾杯』。
「焼きたては美味しい」「ビールの味、最高」 「もっと食べたい」と賑やかに食べて食欲増進♫
最後に、男性利用者様に日頃の感謝を込め職員手作りの花飾りをプレゼント。利用者様には「ありがとう」「素敵だね」と喜んで頂け、職員にも笑顔が溢れた父の日イベントになりました。
ケアセンター星辰の家 カラオケ大会
六月十八日にカラオケ大会を開催しました。紅白のチームに分かれての歌合戦です。
恥ずかしそうにされながらも明るい歌声を響かせる方、自慢の喉で見事に歌い上げる方、普段余り歌う事の無い方も楽しそうに口ずさまれ、会場は拍手で一杯でした。
カラオケによる採点にドキドキしながら、お茶と風情ある金平糖を出し昔を思い出して貰いながら楽しんで頂きました。
歌が好きな皆様のパワーを感じ元気を貰えた一日でした。
ケアセンター朱咲 てるてる坊主作り
今年の梅雨は早いのかな?と思ったらずいぶんと遅くなり、毎年のことながら天気には悩まされます。
そんな中で季節感を味わいながら楽しく過ごせたらと、てるてる坊主作りを企画しました。
色とりどり大小のてるてる坊主をガチャガチャのくじびきで選んで頂き、ボタンなどで自由に顔を作っていただきました。
なかなか大きいものが当たらなかったり、思いがけない色が当たったり、同じものが続けて出たりするたびに「わ~!」っと歓声が上がります。意外にも、利用者様も職員もてるてる坊主を作ることが少なく、子供の時以来という声が聞かれ、懐かしさもあり、とても喜んで頂きました。
デイサービスわきあいあい 米寿のお祝い
デイサービスわきあいあいでは、お誕生日会と米寿のお祝いをしました。
大好きなケーキにロウソクを立てて「ふう~」と一吹き、全部を吹き消すまで何回か「ふう~」。やっと全部が消え皆様から大きな拍手や「おめでとう」のお声をかけていただき笑顔が溢れてました。
やはり、女子はスイーツが大好物なのかペロリと召し上がってしまいました。
ジメジメしたお天気ばかりですが吹き飛ばす様な楽しい時間を過ごしました。
いつまでも元気で長生きがいいですね。皆様がこれからも楽しく、笑顔でいられるようにイベントを考えていきます。
あかしあの里Ⅲ 蒸し暑さを冷たいおやつで乗り切る!
あかしあの里Ⅲでは六月二十一日、手作りおやつでレアチーズケーキを作りました。
ケーキにフルーツを乗せて下さいとお願いすると、皆さん慎重に乗せて下さいました。
いつもは冷たい物は嫌がる利用者様も、ひと口召し上がると「冷たくて美味しいい」と言われ完食して下さいました。
フルーツを乗せる際も「いくつ乗せるの?」と聞かれたので好きなだけいいですよと伝えると、本当にたくさん乗せている方もいらっしゃいました。
蒸し暑く、体調を崩しやすい季節ですが、楽しくおやつ作りをして美味しく召し上がって頂き乗り切って頂きたいです。
あかしあの里Ⅱ父の日に感謝を込めて
あかしあの里Ⅱでは、六月二十一日に、一日遅れではありますが父の日のイベントを行いました。
スタッフ手作りのカードに「お父さんありがとう」とメセージを添え贈りました。また、昔は飲んでいたであろう?ビールのイラストで作った工作と紙で作ったネクタイを付けてもらい皆で記念写真を撮りました。
男性のご入居者が三名入居されていますが、これをきっかけに昔の父の日の良き思い出が心に思い浮かんだら私達も嬉しいです。また来年も元気にお祝いが出来ることを願っています。
グループホームゆめさきお好み焼き祭り
六月上旬、蒸し暑い陽気の中ですが、グループホームゆめさきでは、お好み焼き作りを行いました。
材料を切ってくれる方、具材を混ぜ合わせてくれる方、各々が出来る事を分担しながらお好み焼きが完成に近づくとソースの良い香りがあたりに立ち込め「早く食べたいわ~」と待ちきれないご様子。
たこ焼き器を使いベビーカステラも作り、皆様大満足のお食事会となりました。
食は健康の礎、たくさん食べて季節の変わり目を元気に乗り越えていきたいです。
デイサービスセンターゆめさき 春のお楽しみ会
デイサービスセンターゆめさきでは、六月八、九日の二日間に渡り「歌うま選手権」を開催しました。
ご利用者代表五名で競う「ご利用者選手権」と、職員が三ペア対抗で競う「職員選手権」に分かれて行い、「ご利用者選手権」ではどの出場者も歌唱力自慢ばかりでとてもハイレベルな争いで高得点連発!沢山の歓声が沸き起こりました。
興奮冷めやらぬ中「職員選手権」ではモノマネとパフォーマンスを職員が披露、沢山の笑いと拍手で会場一体で楽しめました。
ジョイサウンドの採点とご利用者様四名の審査員の方々にも採点して頂きました。表彰式では優勝者に優勝カップが贈呈され、接戦の中優勝されたのでとても嬉しそうでした。
皆が一つになれる歌の素晴らしさ改めて感じる事のできた二日間でした。
療養棟三階では六月十六日に父の日を開催しました。
男性利用者様にワイシャツやネクタイを着用して頂き写真撮影を行いました。少し恥ずかしそうな表情で他の利用者様達は笑顔で「似合ってるよ」「かっこいい」等声が上がっていました。
そのあとは、歌を歌ったり、談笑したり様々、皆さんの表情が明るく、笑いすぎて涙まで流す方までいて、楽しいイベントを開催できてうれしく思っています。
菜摘荘 ビールで乾杯。父の日イベント
菜摘荘では二十日、父の日イベントで、女性職員から日頃の感謝の気持ちをお伝えし、靴下のプレゼントをさせて頂きました。
レクでは、ビー玉を使用したカーリングを行い、紙皿のストーンを傾斜台から滑らせ中心の的に近づけ、相手チームがそのストーンを弾かせて得点を競い、職員がブラシでゴシゴシする演出などもあり、皆様楽しんで下さいました。
おやつには、「ビールで乾杯!」の気分を出し、職員手作りのビール風オレンジゼリーは、「さっぱりして美味しかった、良く出来てるね」と喜んでいただきました。
あかしあの里Ⅰ 父の日イベント
六月二十日(日)あかしあの里Ⅰでは、入居者全員で父の日のお祝イベントを行いました。
男性入居者が一名だけなので、父の日なのにお誕生会のような雰囲気になってしまいました。最初は当人様も少し戸惑っている様子でしたが、終始嬉しそうな表情で過ごされておりました。
いつもあかしあⅠを支えて下さる偉大なお父さん。いつもありがとうございます!
介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション 今年も豊作でありますように
毎年この時期は、東出入り口の脇の花壇がミニ農園に変わります。園芸好きな職員が中心になって、キュウリやナス、ゴーヤなどの野菜を育てています。今年はミニトマトとトウモロコシ、ラディッシュが順調に育っています。
普段なら収穫した野菜を使って、料理教室を開き、ご利用者様と一緒に調理し、召し上がっていただくのですが、コロナ下での開催は難しい状況です。せめて育っていく様子を行き帰りに一緒に楽しんで頂ければと思います。
また、収穫の際には絵の上手なご利用者様に、今年のトマトとトウモロコシを描いていただき、思い出に残していただこうと思っています。
グループホームしらさぎ お誕生日会
グループホームしらさぎでは、6月誕生の入居者様女性のお誕生日会を開催致しました。
当初はコロナ過の中でも近所の公園にて紫陽花見学を期待していましたが、あいにくの雨続きにて、急遽ホーム内お誕生日会を決行。突然のサプライズで入居者様皆様、ビックリ驚きが「今日は何の日?」「これは(ケーキ)どうしたの」と驚きを隠せない様子でご本人もご自分の誕生日とは思っていない様子でした。
職員の「ハッピーバースデイトゥユー」の歌声にてケーキが登場。「わーこれいいの?私の?」と驚きを隠せない様子で皆様とあまーいケーキを堪能致しました。
富士たちばなクリニック 通所リハビリテーション バラの花かごのタペストリー
富士たちばなクリニック 通所リハビリテーションでは、五月から六月にかけて、午後の手芸でタペストリー作りを行いました。
バラの花は風呂敷の生地で作成しています。
一つのバラを作るには四㎝×四㎝の四角い布を二十四枚と土台の厚紙、厚紙に被せる布、パールのビーズを用意します。
つまみ細工の要領で花びらをボンドで形づくり、土台に重ねていきました。
カゴも細い布を何本も縫って、編み込んで作り上げました。大勢の方に参加していただき、完成することが出来ました。
制作に携わった方はお持ち帰り用のバラのブローチも作成しています。
「風呂敷も捨てたもんじゃないねえ」と皆さん感心しながら作品作りを楽しみました。
明月 父の日 たこ焼きパーティー
六月二十二日デイサービス明月では、男性利用者様に感謝の気持ちをお伝えする「父の日 たこ焼きパーティーイベント」を行いました。
女性利用者様と職員でたこ焼きを焼き始めると…たちまちフロア全体にはいい匂いが立ち込めました。焼き上がりを待つ間は、皆様カラオケで自慢の歌声を披露してくださいました。
ノンアルコールで乾杯し、熱々のたこ焼きとプレゼントをお渡しさせて頂きました。
「久しぶりにたこ焼きを食べたよ。おいしいね。」と口いっぱいほおばり、満面の笑みを浮かべて下さる利用者様の笑顔が職員の胸に刻まれました。
次回のイベントも楽しみにしていて下さい。
介護老人保健施設 創春館 療養棟二階 誕生日会とおやつ作り
療養棟二階では二十三日にお誕生日会を行いました。
九十七歳と八十六歳の女性の利用者様が主役となり、プレゼントや歌等でおもてなしを行いました。その後、フルーツサンドを皆さまで作り、「上手に出来た、美味しい」等笑顔や会話多く聞かれ、心もお腹も満たされた様子が見られました。
今後も利用者に喜んで頂けるイベントを企画していきますのでお楽しみにして下さい。
今月の行事予定
7日 | 七夕祭り |
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21・29日 | お誕生日会 |
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7日 | 七夕イベント |
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未定 | おやつ作り |
7日 | 七夕 |
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中旬 | 手作りおやつ |
28日 | 土用の丑の日 |
7日 | 七夕 |
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12日 | お誕生日会 |
20日 | 手作りおやつ |
7日 | 七夕 |
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22・23日 | パンバイキング |
未定 | おやつ作り |
7日 | 七夕 |
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11日 | 流しそうめん |
22日 | お誕生日会 |
25日 | お楽しみ会 |
7日 | 七夕会 |
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8・26日 | お誕生日会 |
12〜14日 | 映画上映会 |
22~24日 | お楽しみおやつ |
20・30日 | 手話教室 |
7日 | 七夕 |
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未定 | おやつ作り |
上旬 | 七夕祭り(室内) |
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7月中 | お誕生日会 |
中旬 | 七夕会 |
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未定 | お誕生日会 |
7日 | 七夕飾り作り |
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28日 | お誕生日会&特別昼食会 |
6日 | 七夕 |
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中旬 | お誕生日会 |
下旬 | イベント食 |
院長先生の健康豆知識
「ピンピン」でいる為に必要な事とは?
歳をとると「ピンピンコロリ」が理想とよく言われますね。これは歳をとっても病気にならず、人生の最後迄元気でいたいとの願望をあらわした日本語の傑作とも言われています。
しかし最近「ピンピン」を感じる事が少なくなった年齢になってみると、「ピンピン」という言葉が現実的でないとも感じています。若い頃と違って歳をとって「ピンピン」でいる為には、そのための努力が必要ですし、努力しようという「意欲」を欠かす事ができません。
そんな「意欲」が弱る事が恐いのです。徐々に足の筋力が衰え、車椅子が必要となった方に、簡単なスクワットを勧めるのですが、そんな簡単な努力でもできない人がほとんどです。それはその人が怠情というのではなく、普通歳をとれば「意欲のエネルギー」が涸れていくのでしょうね。
沢山の老人の方を見ていると、「老化現象」というのが、人それぞれだというのが実感されます。九十五歳になっても車を運転し通院される御婦人がいます。この方とは二十年来のお付き合いになります。七十代の頃からヨガ体操に打ち込まれていました。数年前根治不可能と思われた肺癌もすっかり消滅させた方でもあります。この方の場合「ピンピン」のエネルギーの源はヨガ体操にあったのでは、と想像してしまいます。
また、同年代の方と比べて筋肉隆々として風貌もとても若々しい男性の方がいます。この方は、数年前迄老人野球チームでプレーし、毎日バットの素振りを欠かしませんでした。そして、何十年も毎日早朝一時間の散歩を欠かす事はありません。また、テニスの仲間で七十八歳の方がいますが、この方は、老人には酷かなと思いつつ、こちらも負けたくない一心で、ドロップショットを放つと、少年のような敏捷さで猛然とダッシュして打ち返したのです。この方には、疲れを知らない元気の秘密を探り出そうと、食べている物などを聞いたのですが、秘密にしていたのでしょうか、最近になって「黒にんにく」を食べていると話してくれました。
最近「ピンピン」の原動力となる意欲の中枢が脳の視床下部にあり、視床下部でのNADという物質の多寡が意欲に作用するという本を読みました。その本では視床下部と脂肪組織、そして骨格筋は互いに連絡を取り合っており、脂肪組織から出る物質や筋肉を動かす事による刺激が、視床下部のNADという物質を増やす事に繋がり、意欲を高めるというのです。
「小太り」が身体にいいという科学的根拠を示しているのですが、日頃「小太り」どころか肥満と言ってもいいような沢山の元気な老婦人を見るにつけ、歳をとったら太っている方がぼけずに元気というのは真実のような気がします。もし「小太り」や運動でもたらされる物質が脳に働くことによって「意欲」を生じさせるのなら、手っ取り早くそんな物質を取り入れたいものですね。
老化防止をうたう商品の大部分は眉唾物と考えていますが、あのエネルギーの塊のような七十八歳のテニスプレーヤーを見ていますと、「黒にんにく」にそんな物質が含まれているのかしらん?と、最近の脳科学の知見と併せて興味津々なのです。
文芸作品
介護老人保健施設創春館通所リハビリテーション利用者 大島ユキ子様 作品 クロスステッチ
全体図
拡大図
リハビリコラム
作業活動風景
今回は、作業活動としてアクリルモップを作成しているところ紹介させて頂こうと思います。
作業療法の一貫として工芸や手芸を実施することがあります。指先の運動としても行ないますが、作り終えた時の達成感であったり、満足感、自信を掻き立てる目的があったりします。
実際の利用者様の反応としては、楽しそうに夢中になっている方、とても真剣に取り組まれている方、また普段は気さくな方でも、いつもの様子とは違う雰囲気で行っている方など様々です。
他の利用者様が行っている所をみて、私もやってみたいと声をかけられて一緒に活動に取り組まれた方もいます。実際に完成したモップは、棚の上やテーブルなどの埃をとるのに使用されていました。
今回は利用者様の作業活動風景を載せてみましたが、次回はアクリルモップの作り方を紹介してみたいと思います。
作業療法士 真野 拓磨
編集後記
今月も創春館さんぽみちをご覧いただきありがとうございます。
梅雨明けとコロナ終息が待たれる日々が続いております。ワクチン接種も進み長いトンネルを抜けるまで後一息といった心持ちです。
今後も引き続き利用者の皆様の健康を第一に考え、安心して生活して頂ける様努めて参ります。
グループホームゆめさき 高山 祐太