2023年10月号 あかしあの里Ⅰ【食欲の秋】特集!
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あかしあの里Ⅰ【食欲の秋】特集!
【手作りおやつで食欲の秋を満喫!】
夏が終わり、ようやく秋の訪れを感じられるような季節になって参りました。
秋といえば敬老会やお月見、運動会やハロウィン等、イベントが盛りだくさんで考えただけでも何だか楽しい気分になりますよね。
九月という事で、あかしあの里Ⅰでは、敬老会イベントを行いました。
食欲の秋、せっかくだから皆で美味しいおやつを手作りして食べたい。
という事で、ホットプレートを囲んで皆でパンケーキ作りを行いました。
順番に焼きあがったパンケーキをひっくり返しながら焼き具合を確認したり、思わず焼き上がったばかりのパンケーキに手を伸ばしてしまう方もおられました。
パンケーキが完成すると好きなシロップやジャムをトッピングして美味しそうに召し上がっておられました。
手作りおやつイベントはまだ続きます。
秋分の日イベントではご先祖様を供養するために、お彼岸に食べるおはぎ作りを行いました。
あらかじめ職員が米ともち米を混ぜて炊いたご飯を小さく丸めておいたものに、あんこやゴマ(白・黒二種類)を使って、各自丸めて頂いたり、あんこのおはぎやゴマのおはぎ等、皆さんが好みのおはぎになるように仕上げて頂きました。
入居者の皆様はお彼岸にお墓参りをしたり、ご先祖様のお墓を掃除をしたりすることは難しいことですが、お供え物を作ることで、少しでもご先祖様やご家族の皆様へ思いを馳せる機会になったのではないかと思います。
今月の事業所便り
涼風の家 これからもお元気で
涼風の家では、九月生まれの方がお二人(どちらも男性です)いらっしゃったので、それぞれのお誕生日にお祝いをさせていただきました。
両日の出勤職員が、腕によりをかけて手作りケーキを提供すると、皆さん目を輝かせていらっしゃいました。
皆さんでバースデイソングをうたい、色紙をプレゼント。
ケーキを切り分けると、ややフライング気味に召し上がってしまう場面も・・・。
お二人ともこれからも元気でお過ごしください。
その他にも九月は敬老会やお月見、くらぶち小栗の里での案山子祭り見学など、いろいろイベントがあり、皆さん楽しまれました。
DSめさき 敬老会
DSゆめさきでは9月21日に90歳以上の方対象で敬老会のお祝いをしました。
今年も長寿番付を作成し、東西の横綱から前頭三枚目まで90歳以上が23名。
21日当日は8名の方をお祝いし、今年白寿を迎えた方も「もう99歳になったんだ。」と嬉しそうにお話しされていました。
敬老の日の由来などをお話し、皆様で乾杯!カードをプレゼントした後にクイズや横綱・大関での紙相撲で勝負され、優しい叩き方ではありながら、勝つととても嬉しそうにでした。
今年は最後に「70歳になっても80歳、90歳、100歳になっても元気元気に!」と長生き音頭を職員で踊り締めました。
他の皆様も「みんな90歳以上だなんて、見えないねぇ」「自分も頑張らないと!」と目標にされていました。
これからも元気に楽しく過ごして頂けるよう、お手伝いさせて頂きたいと思います。
GHしらさぎ 敬老会:誕生日会 をダブルでお祝い
GHしらさぎでは、9月のイベントとして、お誕生日会と敬老の日のお祝いを開催しました。
歌を唄ったり、お話をしたりと沢山の楽しい思い出が出来ました。
メインの手作りケーキが出ると皆様とても喜ばれ、室内を暗くしローソクに火が灯ると、
「わー」の歓声が上がりました。
これからのイベントも皆様に楽しい思い出が出来る様に盛り上げて行けたらと思います。
創春館療養棟2階 甘~い‼おやつ作り
皆さん、甘いおやつと言えば何を思い出すでしょうか?
色々あるかと思いますが、療養棟2階では9月27日のイベントで、利用者様と一緒に【あんみつ】作りを行いました。
利用者様には【あんみつ】の材料であるバナナを切って頂いたり、盛り付けをして頂いたりと、思い思いの独自の【あんみつ】を楽しんで作って頂きました。
細かくした3種類のフルーツに寒天を交え、その上に切ってもらったバナナとたっぷり餡子とバニラアイスを載せて、仕上げはチョコレートソースを掛けて出来上がり‼皆さん食べられた後には口を揃えて「久々に甘い物を食べられて良かった。」「美味しかった。」のお褒めのお言葉や喜びのお言葉を頂くことが出来、今回のおやつ作りも大成功で終えることが出来ました。
創春館通所リハビリ ふれあい書道展表彰式
9月中旬、創春館通所リハビリでは、6月に出品したふれあい書道展の賞状が届き、表彰式を行いました。
ふれあい書道展は年に2回開催され、今回は8名の方が書道の作品を出品して下さいました。
午後のレクリエーションの時間に、書道展に向け、一生懸命に取り組んだ作品です。
今回は特選が5名、奨励賞が3名でした。
また、賞に入った作品はグッズとしても販売される為、キーホルダーやうちわにして世界に一つだけの品として受け取り、記念となったご様子です。
表彰式では、大勢の方に拍手を頂き、表彰された方々は皆、素敵な笑顔を見せられ、「次回の作品展に向けて、また習字頑張らなくちゃ」と話して下さいました。
また「今度習字書いてみようかしら」と話される方もいて、表彰式が励みになったようです。
これからも利用者様の励みになるように様々な公募展に作品を応募できたらと思います。
院長先生の健康豆知識
励みとなる言葉
生きていくのに励みとなる貴重なアドバイスの幾つかを紹介したいと思います。
まずはあの野球のイチロー氏の言葉です。
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思っています。」
「とんでもないところ」は、人それぞれあっていいと思います。
高齢になっても、歩く努力を怠らない人が、100歳になっても100m歩ければ、それは「とんでもないところ」だと思います。
また、同じ野球の落合博満氏の言葉があります。
「精神的なスランプからはなかなか抜け出すことができない。根本的な原因は、食事や睡眠のような基本的なことにあるのに、それ以外のところから原因を探してしまうからだ。」
さすが三冠王の言葉ですね。
生きているのがつらいと感じている人は、まずは食事と睡眠の改善から始めようと説いているのです。
眠れない事が問題なんだと言う人は、眠る努力をしなさいという事のようです。
実際のところ、落合氏は現役時代、寝室に入ると、一切の干渉を許さず睡眠に集中したと言います。
寝る努力を欠かさなかったのですね。
更にこんな言葉があります。作家の開高健氏の言葉です。
「部屋の中で寝てばかりいないで、立ちなさい。立つことです。部屋から出ることです。そして何でもいい、足を使う仕事を見つけなさい。」
多分若者に向かっての言葉だと思いますが、外に出るのが億劫になる年寄りにも、何よりもの健康法を説いた言葉だと思います。
畑仕事などは最高の健康法ですね。
最後に作家の瀬戸内寂聴氏の言葉です。
「世の中は大きな編み物と思ってください。編み物は一目一目編んでいきます。編み物の目が、右の目と左の目と、上の目と下の目と、ずっとつながっているから次から次へとつながって、暖かいマフラーや素敵なテーブル掛けになるのです。あなたはその編み物の一目なのです。」
作家というのは素敵な言葉を紡ぐものですね。
私達の「編み物の一目」が素敵な社会を形成できればいいですね。
頑張り屋職員紹介
村上りな
所属 | グループホーム明月 |
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エピソード | グループホーム明月に勤めて9年が経ち、社会の厳しさにもめげず黙々と頑張ってきました。 現在ではご利用者様ご家族様と自信を持って対応できるようになりました。 また、他の職員の模範となり日々頑張っています。 |
リハビリコラム
むくみ対策
暦上秋というもの、残暑を感じさせる日々が続いておりますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回は季節に関係なく悩まされる浮腫みについてです。
本来、バランスよく血管と、筋肉や脂肪といった組織の間で交換されている体液が、多く貯まっている状態がむくみです。
むくみが出ると、「はばったい(張ったよう)」、「だるい」と感じたり、足が重く感じて動かし辛くなります。
浮腫みの原因は、病気によるものや、同じ姿勢を長時間続けること、筋力低下が挙げられます。
〘対応策として〙
・座った状態でも良いので、つま先と踵を 上げる運動を行う。
・ふくらはぎを軽く揉んだり、足首を回し たりする。
・寝る時に足を30度程上げておく。
・歩く‼
以上の事で、体液の循環を促し、むくみを軽減させられます。
これらを行い安全且つ、よりよい生活を送れるようにしていきましょう。
理学療法士 小山温美
文芸作品
忙しく 飛び交うトンボ 数を増し
見に迫るなり 秋の訪れ
涼風の家デイサービス利用者 阿久津昌子様作品
編集後記
今月もさんぽみちをご覧いただき、ありがとうございました。
今年の九月は残暑が厳しかったように感じました。
秋は様々なイベントや催し物が多くて、ついつい張り切り過ぎてしまいがちですが、季節の変わり目で体調も崩しやすい季節です。
油断せずに、体調管理をしっかりして、実りの秋を楽しみましょう。
次回のさんぽみちもご期待ください。
あかしあの里Ⅰ 高畑