2024年11月号 創春館療養棟3階 秋の大運動会‼
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2024年11月号 創春館療養棟3階 秋の大運動会‼
創春館療養棟三階では、十月三十日に運動会を開催しました。
約一年ぶりの開催という事で、新しい利用者様もとても楽しそうに参加されていました。
今回の種目は紅組、白組に分かれて玉入れ競争、ボール渡しゲーム、パン食い競争の三種目を予定していましたが、一種目目の玉入れ競争でまさかの出来事が!
何と紅組、白組共に入れた玉の数が二十六個に!!
ということで延長戦です。
延長戦の末に白組が勝ち、白組の皆様はとても喜んでおられました。
延長戦を行ったため、ボール渡しゲームは出来ませんでしたが、パン食い競争も熱戦でした。
紅組、白組入り乱れて一目散にパンにめがけて進んでいました。
利用者様より熱くなっていた職員もいたりいなかったりして!? 無事運動会も終わり、その後、利用者様は獲得したパンをおやつに召し上がれていました。
来年の運動会も利用者様に楽しく喜んで頂けるイベントにしていきたいと思います!
今月の事業所便り
あかしあの里Ⅱ 運動会&手作りおやつ
あかしあの里Ⅱでは、十月の行事で十日に運動会、二十日に手作りおやつを行いました。
運動会では紅白に分かれ、パン喰い競争と玉入れを行いました。
パン喰い競争では、口で取る方や手で取る方と様々でしたが、大変喜ばれる姿が見られました。
玉入れでは、「よーいドン!」でボールをかごに入れ、制限時間内での競技に、皆さんとても楽しそうでした。
手作りおやつでは、コーヒープリンにホイップクリームを入れ、おやつの時間に提供しました。
カラメルソースが苦味なので、入居者の皆さんのお口に合うか心配でしたが、「美味しい!」との声が聞かれ、殆どの方が完食されていました。
星辰の家 盛り上がった♫感謝祭
今回は利用者様のご家族も招待し、職員も含め総勢六十名程で開催されました。
交流をテーマとした今回の感謝祭では、会食やレクリエーションを行い、会場に作品展なども用意し、皆様と一緒に楽しい時間を過ごす事ができました。
お食事は、うどんをメインに稲荷寿司等を用意しました。
久しぶりにご家族と一緒に召し上がるお食事は会話も弾み、美味しく召し上がる事が出来たと思います。
午後はご家族も一緒に玉入れ、カラオケ大会を行いました。
勝負事になると年齢問わず真剣に取り組むもの。
とても熱い戦いで、大いに盛り上がりました。
カラオケ大会は利用者様・ご家族VS職員で行いました。
利用者様、ご家族の歌声はとても素晴らしく、皆さん高得点!!
職員も歌ったり踊ったりと盛り上げ、皆さんと一緒にとても楽しく過ごせました。
利用者様の普段見られないご家族との笑顔が沢山見ることができ、とても良い感謝祭でした。
GHゆめさき 大運動会‼
十月半ばの日曜日、グループホームゆめさきの秋の大運動会が開催されました。
万国旗で彩られたフロアーで紅組白組に分かれ、日ごろの運動の成果を発揮しようと、皆さま大張り切り。
玉入れやパン食い競争など定番の種目から、紅組白組率いる職員が馬の被り物をして競争する競馬など、バラエティーに富んだ種目に取り組む中で、大盛り上がり。
競技後全員にメダルと賞状が渡されると、充実した様子で皆さまとても満足気でした。
昼食に鳥弁当をお出しすると、体を動かし、普段よりお腹に余裕が出来たのか、皆さまペロリと召し上がられました。
競技の最中も競技後も和やかな雰囲気の中で、笑顔の楽しい会が催せたように感じられます。
来年も健康で運動会を催せるよう普段の運動から体のケアをしっかり行っていきたいと思います。
CL通所リハビリ 風船バレーでリハビリ♪
皆さんは楽しみながら身体を動かせていますか?
クリニック通所リハビリでは、室内で誰でも楽しめるレクリエーションとして、曜日対抗で風船バレーを行っています。
身体のどの部分を使っても○、椅子からの立ち上がりは×というルールのもと行っており、車椅子の方も楽しく参加できます。
また、座位運動のため転倒リスクを減少でき、安全に行うことができます。
風船を目で追いかけることにより動体視力を、風船の位置・方向を把握することにより、空間認知能力のリハビリにも繋がります。
回数を全員で数えながら行うことで、普段あまり会話をしない方も、元気に1・2!と声を出し楽しまれています。
このように楽しいだけではなく、しっかりとリハビリに繋がっています。
これからも『楽しみながら身体を動かせるレクリエーション』を行っていきます!
DS明月 「秋の収穫祭」
明月では十月二一日に「秋の収穫祭イベント」を行いました。
釣りゲームでは魚を釣り、箱ティッシュや駄菓子などの景品と交換します。
魚以外にもカッパやアヒルなど一風変わった生き物や現金のレプリカが釣れる方もいらっしゃり、大盛り上がりでした。
おやつにはホクホクのじゃがいもで「じゃがバター」を食べました。
「久しぶに食べたわ~美味しい~」と大好評でした。
今後も利用者様の笑顔があふれるイベントを企画していきたいと思います。
名倉理事長の健康豆知識
呼吸と睡眠の話 その3.(キラキラした目)
健康的に生きる為の3つの大切な事として、睡眠、運動、栄養が挙げられています。
このうち睡眠について、少しでも「いい睡眠」がとれる為の一助として呼吸と睡眠の話をしてきました。
呼吸の運動というのは、心臓の鼓動や腸のぜん動運動のように無意識に動いている部分と、意識的に動かせる部分があるというのが特徴です。
そんな操作できる呼吸運動を使って「いい睡眠」が得られるのではないかと考えたのです。
「いい睡眠」というのは、ぐっすり眠れ、爽快な気分で朝を迎える事だという意見に反対する人はいないでしょう。
しかし、歳と共にそんな朝は滅多に訪れなくなりました。
何故訪れなくなったのか考えているのです。
前回では意識と無意識には様々なステージがあるという話をしました。
歳と共にボーッとしている時間が多くなるという話もしました。
認知症の人は意識と無意識の間をさまよっている様にも見えます。
そんな意識のレベルの事を考えていて、それでは最も意識がはっきりしている時というのはどんな時だろうと思い付きました。
時々保育園に行く機会がありますが、訪問すると、まるでスターが来たかのように、わっと群がってきます。
そんな園児達の目を見ると、みんなキラキラ輝いています。
失礼ながら、日頃接しているお年寄りの方では見られないキラキラなんですね。
どんなおじいさんが来たんだろうと好奇心一杯の目なんです。
産まれ落ちて間のない園児達には、まわりの世界全てが新鮮なんでしょう。
そして、新鮮な感動を味わう時こそ、一番意識がはっきりしている時ではないでしょうか。
意識に様々なレベルがあると同時に無意識の世界も様々なレベルがあります。
「ぐっすり眠れた」というのは無意識の最も深いレベルに到達する回数が多い事だと示唆されています。
したがって「いい睡眠」イコール「ぐっすり眠れた睡眠」という図式を考えると、「いい睡眠」を得る為の方法というのは、いかにして深い睡眠を得るかという話に継がります。
そこで呼吸の話になります。
睡眠に入ると、呼吸は睡眠の深さに従って「意識する呼吸」から「無意識の呼吸」へ変化する事になります。
従って「意識する呼吸」から「無意識の呼吸」へ変化させる事が、「眠気」や睡眠の深さに継がる事になります。
そんな変化させる一つの方法は横隔膜を使う方法です。
いわゆる複式呼吸です。
私がなかなか寝つけない時実践している方法は、床の中でできるだけ息を止める方法です。
もう苦しくなってダメだという時程鼻をつまんでいます。
そして解放すると大きくハァハァ息をする事になりますね。
この時横隔膜がしっかり使われ、その動きが自律神経の刺激につながり無意識の呼吸が生まれるように感じています。
そんな息こらえをした数分後には寝ている事が多いのです。
「寝つきがいい人」というのがいますが、そんな人は無意識の領域にスンナリ入れる人なんですね。
体内時計(概日リズム)といって私達にはそれぞれ固有の眠気を催すような時間が設定されているのですが、「寝つきのいい人」というのは、そんなリズムにうまく適応している人といってもいいでしょう。
またそんな人と話をしていると、その日常生活がとてもメリハリのきいたものであるようにも感じています。
活動的で今日できる事は今日しっかりやっておく事ができる人です。
そんな人は、身体を動かしたり、おしゃべりしたり、歌ったりと「意識する呼吸」を沢山使う人なんですね。
日中「意識する呼吸」を沢山使うと、夜そんな呼吸は疲れてしまい、自然と「無意識の呼吸」に移行し熟眠感に継がるのではないでしょうか。
そんな決論に至りながら、歳と共に失いがちな「キラキラした目」を目標に生活する事が、いい睡眠に継がると得心がいきました。
歳をとっても沢山の「キラキラした目」に出会いたいものですね。
頑張り屋職員紹介
ヴ トィイ ズオン
所属 | GHしらさぎ |
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エピソード |
ズオンさんは、しらさぎに入職して七月十六日で一年が経過しました。 言葉には苦労された様ですが、今では冗談も言える様になり、入居者様のアイドル的存在になっています。 介護の仕事は初めてですが、最近では周囲の状況を理解し、自分で行動出来るまでに成長しました。 折り紙が得意で、ミニ折鶴や飾りなど頑張って作成しています。 施設には欠かせない存在。 これからも笑顔で一緒に宜しくね。 |
リハビリコラム
ヒートショックを「運動」で予防する
ヒートショックとは急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管の疾患が起こることです。
冬のお風呂場やトイレなどで起こることが多く、暖かい部屋から寒い廊下に出るだけでもヒートショックが起こる危険性があります。
家の中の温度差を少なくすることで予防できますが、じつは「運動」も大切な予防策のひとつです。
寒い場所へ移動する前に「ちょっとした準備運動」をすることで、血圧が変動しにくくなり、ヒートショックの予防が期待できますのでご紹介します。
(1)【肩のギューストン運動】
両肩をギューッとすくめるように持ち上げ、ストンと落とします。
(2)【肩甲骨まわし】
肩先に手を置き、肘で大きな円を描くように肩を回していきます。
(3)【腰回しストレッチ】
立って行います。足を肩幅に広げて腰に手を置きます。腰で大きく円を描くようにゆっくり回していきます。
(4)【エアなわとび】
立って行います。腰や下半身を柔らかく使い飛び跳ねる動きを行います。ジャンプはせずに身体を上下させるイメージで行います。
※③④はふらつきのある方は無理しないようにしましょう。寒い冬を「ちょっとした準備運動」で安全に過ごしましょう。
作業療法士 境野友加里
文芸作品
カツを食べ 今日も勝つぞと 活を入れ
まだやれる 孫と一緒に スマホやる
真夏日は じっとこらえて どっこい賞
じじいでも 気持ちは若い だめかしら
老い知らず 励ましこそが 超うれし
創春館通所リハビリ 鹿子島 祥之様
涼風の家 追川清乃様
編集後記
十月も終盤となり朝晩は冷え込んできました。
この時期は寒暖の差が激しいので、利用者の皆様、職員の皆様には体調に十分留意してお過ごしください。
また、今年も残すところ二カ月余りとなりました。
来年の話をすると鬼が笑うと言いますが、私も時が経つのがとても早いと感じるようになりました。
次回のさんぽみちも宜しくお願い申し上げます。
創春館療養棟三階 矢野 孝行