平成12年6月号
6月号(平成12年6月10日発行) もくじ
*********** 今月のトピックス ***********
●母の日のイベント ●『あかしあの里』ご紹介
●五和会の踊りに大喜び
*********** 名倉院長の健康豆知識 ***********
薬が必要?
*********** 投稿作品 ***********
いつでもお花でいっぱいの創春館
*********** おしらせ ***********
新しい職員が加わりました
*********** 6月の行事予定 ***********
*********** 編集後記 ***********
お母さん、ありがとう!
5月14日、療養棟では母の日に「お母さん、ありがとう」の気持ちを込め、当館を利用されている女性の皆様に、
職員より心を込めた贈り物をしました。
感謝の気持ちを込めた詩の朗読や、職員が一生懸命演じた演劇「一杯のかけそば」に感動され、涙ぐまれる方もいらっしゃいました。
また、歌のプレゼントとして利用者のご家族の方と一緒に『母さんの歌』を合唱し、改めて母の偉大さを実感するイベントとなりました。
最後に、お母さんへの感謝の気持ちをいつまでも忘れぬよう、心だけでなく形にも残るものとして、
段ボールクラフトで作った写真立てを贈らせて頂きました。今回のイベントを通じ、私達職員も日頃は言えないお母さんの感謝の気持ちを、
色々な形にして贈ることができたのではないかと思います。これからもいつまでも元気で長生きしてください。
グループホーム『あかしあの里』、開設!
創春館の東側に建設された「グループホーム『あかしあの里』」は、平成12年4月16日より開始となりました。入居定員は9名で、
全室個室となっており、現在7名の利用者の方を6名のスタッフでお世話させていただいております。
私達スタッフ一同は、入居者の皆様が住みやすく生活していただくために、家庭的な雰囲気を大切にしながら頑張っています。
天気の良い費日にはドライブに出かけたり、裏庭の小さな菜園でキュウリやナス、トマト等の野菜作り、花の栽培などをしています。
入居者の楽しみの一つであります食事では、入居者の皆様から要望を聞き、少人数ゆえの小回りの利く特性を活かしながら、
愛情たっぷりの料理を提供し、入居者の皆様から大変喜ばれております。(自己満足もあるかな?)
開設以来、創春館をはじめ地域の方々等多数の方に訪問していただいておりますが、より多くの方々に遊びに来て頂けるよう、入居者・
スタッフ一同、心待ちにしておりますので、皆様是非お出かけ下さい。
五和会の踊りに大喜び
5月10日、デイルームにて川端町にある踊りのサークル「五和会」の皆さんによる躍りの会が開かれました。
当日は五和会より総勢11名の方々が出演され、日頃から鍛錬された踊り「水上夜曲」「だんな様」「お前と二人」「大漁唄い込み」
など8曲披露していただきました。。
途中、機械の故障により演奏がうまく流れず、五和会の皆様にご迷惑をおかけした場面もありましたが、約1時間の間、
楽しく過ごさせていただきました。
利用者の皆さんも次回の披露を楽しみにしている様子でした。
■名倉院長の健康豆知識■
【薬が必要?】
アメリカの雑誌「TIME」に日本の医療を馬鹿にした次のようなコラムが載っていたそうです。
ニッポン在住のアメリカ人教授が足を少しくじいて、ある病院で診察してもらった。するとどうだ、
ニッポン人の医師は診察後彼の足にギブスをつけ、鎮痛剤・筋弛緩剤・さらには副作用防止のための胃薬を彼に渡した。
費用はほとんど薬代であった。アメリカの医師ならこのような軽い捻挫では、きっとこう言って代金も取らずに彼を家に帰したであろうに……。
「しばらくその足を冷やして休ませ、痛みが続くようであったなら、家にあるアスピリンでも飲みなさい」と。
この記事を読んだ一般のアメリカ人は、ニッポンの医師は患者さんが来るとすぐに患者さんを「重病の人」にしたがり、
薬をたくさん出して商売をしていると感じるのでしょう。しかし、一般の日本の人達は捻挫をしてきた患者さんに「足を冷やしておけばいいよ」
と薬も何も出さず追い返す医者を「不親切だ、薬を出さないヤブ医者だ」と非難することでしょう。
日本人の一般的な傾向として、安易に「特効薬」を求める傾向があります。
これは現行の保険制度ではやすく薬が手に入れられる事も関係しているかもしれません。しかし、皆様方によく覚えていて欲しいのは、
薬はどんな薬でも身体には異物であり、薬により病気になることもあるということです。ですから、当然のことですが、
私達は薬が本当に必要なときだけ服用するよう心がけましょう。
■投稿作品■
【いつでもお花でいっぱいの創春館】 橋本利三
いつもの通り創春館に着くと、そこかしこの机の上に今までに見たことのない奇麗な白い花がいっぱい飾られている。「なんという花なんだろう?
」と近づいてみたが、見たことのない美しい花だった。
するといつの間に来たのか、婦長さんが「これ、何の花だか知っていますか? 当たったら100万円あげる」と言われた。
一瞬みんなの顔に緊張がみなぎった。
しかし残念なことに誰にもその花の名前は分からなかった。少し間をおいて「これは二輪草よ。昨日、私が故郷へ帰ったとき摘んできたのよ」
と言われ、「ああ、あの歌に唄われる二輪草か」と、摘んで引き上げてみると、奇麗に二輪づつそろって咲いているのがよく分かる。
このように諸田婦長さんは、毎朝、花でいっぱいになった創春館で私達を迎えてくれます。たくさんの花に迎えられる私達の幸せは
「ありがとう」というほかにありません。皆さん、心よりありがとうと申し上げましょう。
おしらせ
新たに3名の職員が加わりました!
先月に続き、5月16日より新たに3名の職員が加わりましたので、皆様、よろしくお願いいたします。
■新入職員アンケート
1)名前 2)配属先 3)趣味・特技 4)創春館の第一印象
5)自分の性格を動物に例えると? 6)利用者の皆様に一言
1)高橋あけみ 2)療養棟介護員 3)手芸 4)明るくてキレイで広い。24時間の檜風呂も、どこかの温泉みたいでステキ~。 5)
ねこ(のんきでマイペースだから) 6)よろしくお願いします。
1)柳澤敏幸 2)療養棟介護職員 3)散歩・散策 4)元気の良い職員が多い。 5)ゴリラ(こんなに見えても繊細・
神経質なんですよ) 6)よろしくお願いします。(月並みですが)
1)村松憲二 2)療養棟介護職員 3)特技:野球、趣味:スノーボード、車の雑誌を読むこと 4)明るく、元気なところだなぁ。
5)ゾウ(いっぱいご飯を食べるので) 6)一生懸命頑張りますので、早く名前を覚えてください。宜しくお願いいたします。
6月の行事予定
療養棟
8日 お買い物ツアー(ベイシア)
14日 父の日イベント
21日 手作りおやつの会(レアチーズとゼリー)
28日 お誕生日会
デイケア
第1週 ドライブ週間(バラ園)
第2週 お買い物週間(ベイシア)
第4週 お誕生日会
7日 うたとお話の会
8日 老人保健施設作品展
(市民文化会館)
27日 うたとお話の会
編集後記
今月は橋本利三さんより投稿作品を送っていただき、楽しいお言葉をありがとうございました。諸田婦長も恐縮していることと思います。
皆様もどしどしご投稿下さい。
さて、先月は母の日のイベントで創春館スタッフによる演劇「いっぱいのかけそば」が行われ、涙あり、
笑いありと楽しい一時を過ごすことができました。以前、デイケアの運動会で利用者の方による「水戸黄門」の演劇をしたことを思い出しました。
その時は「一杯のかけそば」とは違い、爆笑の渦でした。またこのような演劇を企画し、皆さんと一緒に楽しめればと思います。