平成12年12月号
12月号 もくじ
*********** 今月のトピックス ***********
●赤城山へもみじ狩り
●富弘美術館へバス旅行
●小布施町で秋の味覚を満喫~職員旅行
*********** 名倉院長の健康豆知識 ***********
胃ガン、素早く発見?
*********** 12月の行事予定 ***********
*********** 編集後記 ***********
赤城山へもみじ狩り
11月8日(水)からの1週間。通所リハビリでは秋深まる赤城山中腹へ紅葉狩りに出かけました。
当初、もう紅葉は遅いのではという声もありましたが、中腹より下ではちょうど見頃で、
車の中からとてもきれいな色づきを楽しむことができました。そして、
普段見過ごしてしまうことの多い地元の自然の素晴らしさをあらためて認識する事ができたと思います。
また、普段の送迎では一緒になることの少ない利用者の方同士が同じ車になり、会話を楽しまれる光景も見られました。この紅葉狩りに限らず、
当館のイベントの目的の1つとして「利用者同士の交流を図る」というものがあるのですが、
これは真にこの目的を果たすことができたということではないでしょうか。最後に、この1週間は寒い日も多かったのですが、
参加された利用者の方々には体調を崩す方もなく、スタッフとしてはなによりのことでした。このイベントに際して協力してくださった皆様、
この場をお借りしてお礼申し上げます。
楽しかったね、バス旅行
11月16日、大きな福祉バスを1日借り切り、紅葉を見つつ、勢多郡東村にある富弘美術館へと行って来ました。
グループホームから7名、療養棟から9名、職員8名。大勢で1日かけて出かけるのは初めての試みでした。
10時に創春館を出発し、皆さんこれからのバス旅行に胸が高鳴っているようでした。バスの中では、自己紹介から始まり、歌で盛り上がり、
素敵なバスガイド(グループホームの職員、高坂さん)の説明もありながらと、楽しく過ごしました。
12時頃には、富弘美術館に到着し、お昼は畳の上でくつろぎながらお弁当を食べました。そして、美術館に入り、
作品を見てそのまま通り過ぎてしまう人、真剣な眼差しで作品に感動や関心を持った人…、参加してくださった方は、
それぞれ良い思い出が出来たことと思います。
帰りは、少し疲れてしまい、眠ってしまった人、まだまだ元気に歌を歌う人など様々でした。創春館に戻ってきたのは、午後4時過ぎでした。
参加された方からは「良かったよ」と感想を聞かせていただきました。笑顔で無事に帰館し「またこのような機会が増えたらいいな」
と思いました。
長野県小布施で秋の味覚を満喫 ~職員旅行~
10月15日(日)と11月19日(日)の2日に分かれ、リンゴや栗などの秋の味覚が豊富な長野県へ職員旅行に行ってきました。
両日とも朝7時30分に出発し、職員を乗せたバス一行は関越道から長野道へ乗り継ぎ、一路長野県を目指しました。
まず最初にリンゴ園につきました。リンゴ園では係のおじさんの説明の後、
各々がリンゴを頬張りながらお土産用のリンゴを真剣に選んでました。採りたてのリンゴはとても美味しく、みんなリンゴ1個を軽々と完食。
中には3個も食べた職員もいたようです。
そして、岩松院を見学した後、栗が有名な小布施町で名物の栗おこわを堪能しました。昼食後は各々が小布施の古い町並みを散策。
栗ソフトクリームやお焼きを味わうもの、名物の栗かのこをお土産にと買い込む者、飲み疲れてバスで休む者と過ごし方は様々でした。
最後に善光寺へお参りし、家路へと向かいました。 行き帰りのバスとも、車内ではお酒やジュースを飲みながらカラオケやゲームで盛り上がり、
普段あまり接触のない職員とも交流を深めることが出来ました。当館にバスが着いたときには、はしゃぎ過ぎでみんなグッタリとしていましたが、
両日とも天候に恵まれ、楽しい職員旅行となりました。
名倉院長の健康豆知識
【胃ガン、素早く発見?】
癌(がん)の種類は沢山ありますが、その中にある程度予防できるガンがあります。肺ガン、胃ガンはそのもっとも典型的な例といえます。
肺ガンの原因としてはタバコの関与が有名で、各国各地域で禁煙活動が活発に行われています。
胃ガンの原因に関しては今まで色々と考えられてきましたが、日系ハワイ人で胃ガンが驚くほど少ないという統計から、
食事の影響が強く示唆されています。なかでもタバコや日本的食事(米・穀物の塩)、日本酒などが候補に挙がっています。
一般に年をとって発症する胃ガンは、胃の粘膜の老化である萎縮性胃炎→腸上皮化成から発症すると考えられています。そして、
それらの老化の原因となるのがタバコ・日本的食事・酒と考えられ、反対に防ぐのが、肉・野菜・牛乳等の西洋的食事と考えられています。
最近の胃ガン検診の話題は血液検査でバリウム検査と同等、若しくはそれ以上の確率で早期の胃ガンを見つけることができる(?)
ということです。萎縮性胃炎が起きると、胃の中の消化酵素の基になるたんぱく質の濃度も低下するという結果を利用したものです。したがって、
胃ガンの原因となりやすい萎縮性胃炎を見つけるためには、血液中のペプシノーゲンの値をみればいいという理屈です。
先ほど申し上げましたように、萎縮性胃炎は胃の老化です。そして、その老化の原因については先ほど触れました。極端にいえば、
萎縮性胃炎を調べるためには血液検査をみなくても、その人の過去の食事、タバコ、酒等の生活歴をみればある程度は類推できるということです。
毎日、お酒を二合以上、食事も十分とらずタバコを沢山吸っているような人は確実に萎縮性胃炎を発症し、
胃ガンになりやすい人ということがいえるでしょう。60才以上の皆さんは自分の生活歴を振り返り、
自分が胃ガンになりやすい人間かどうか反省してみるのが、早期胃ガン発見の一つの道筋かもしれませんね。
12月の行事予定
療養棟
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デイケア
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6日 桃川小ボランティアクラブ慰問
13日 誕生日会 14日 ポケット幼稚園慰問 21日 クリスマス会 24日 クッキー作り 26日 大忘年会 |
6日 うたとお話の会
12日 うたとお話の会 14日 ポケット幼稚園慰問 18~23日 クリスマス会・誕生日会 26日 うたとお話の会 30日 大忘年会 第4週 誕生日会 |
編集後記
創春館新聞「さんぽみち」12月号、いかがだったでしょうか?今年も残りわずかとなりました。
皆さんにとってこの一年はどんな年だったでしょうか?今世紀最後の年にやり残したことはありませんか?皆さん、
体に気をつけて元気に21世紀を迎えましょう。
さて、今月号より2階職員の大谷桂子さん(新四号)が加わりました。主に新聞のレイアウトを担当します。それでは、
大谷さんよりご挨拶どうぞ。
「皆さん、こんにちは。この度、新聞委員に加わりましたが・・・、
私は絵がとても下手なので皆様のご期待に応えることができるか分かりませんが、一生懸命、新聞作りに燃えたいと思います。
どうぞ宜しくお願いします。