平成14年6月号
6月号 もくじ
*********** 今月のトピックス ***********
大いに盛り上がった新入職員歓迎会
お母さんありがとう!母の日のイベント
端午の節句に柏もち作り
院長先生の音楽教室
グループホーム・デイサービス便り
*********** 名倉院長の健康豆知識 ***********
不整脈について
*********** 6月の行事予定 ***********
*********** 編集後記【あしあと】 ***********
大いに盛り上がった新入職員歓迎会
4月27日、医療法人たちばなクリニック平成14年度新入職員歓迎会が前橋マックスクエアスワン(前橋商工会議所内)
で行われました。
当日は、夜勤・当直者、都合により出席できない職員を除いた96名の職員が普段のジャージ姿からスーツやスカートを身にまとい出席。
今年は3階療養棟の増床や第3グループホームの開設もあり、新たに20数名の新入職員が入職されました。
開会に先立ち、名倉理事長よりクリニック開設からの回想、職員への感謝が述べられた後、5年勤続表彰として、
通所リハビリの山中文江さんに感謝状、功労金、記念の紺ジャケットが贈られました。
続いて、諸田総婦長より新入職員に対し歓迎の辞が述べられ、木暮総務部長の乾杯により宴が始まりました。お酒が入ると、
突然今までの厳粛なムードはどこへやら。手のつけられないほど大盛り上がりとなりました。中には、
せっかく着飾った衣装が台無しになった人もいたようです。また、始めは緊張し硬くなっていた新入職員達も、
お酒が回り始めると徐々にリラックスし、他の職員とも打ち解けていたようでした。 途中、新入職員による自己紹介、
部署ごとによる挨拶が行われ、池田グループホーム管理者による三本締めにより閉会となりました。
閉会後は、まだ飲み足らず二次会、三次会へと行く者、酔いを醒ましに散歩する者など、各々楽しい一時を過ごしたようでした。
来年も盛大に歓迎会が開けるよう、職員一同力を合わせて頑張りたいと思います。
お母さんありがとう!母の日のイベント
通所リハビリ
5月11日、通所リハビリでは、一日早い母の日のお祝いを行いました。
この日は女性が主役ということで、男性に乾杯の音頭をとっていただきました。この日のメインは「プリクラを撮る」ということで、
利用者の方々は珍しそうに見ていましたが、出来上がったプリクラを見て、「これはいいねぇ」ととても喜んでいただきました。
数人のグループでプリクラを撮りましたが、他の人が撮っているのを見たり、他の人を笑わせて喜んでいる方など、
皆さんとても楽しんでいただけたようでした。今回の母の日のプリクラ大作戦は大成功に終わりました。
療養棟3階
5月12日の日曜日、
療養棟3階では母の日のお祝いを行いました。3階の女性入所者の方々に、
スタッフより日頃の感謝を込めてハンドベルの演奏とカーネーションに見立てたキャンディーをプレゼントしました。
不慣れなスタッフのハンドベル演奏でしたが、皆さんにはとても喜んでいただけたようで、最後にはお褒めの言葉も頂戴しました。
またキャンディーのカーネーションも、食べるのが勿体ないという声も聞かれました。
これからも、いつまでも、若く美しい、母であり妻であって欲しいと願いつつ、会は終了しました。
端午の節句に柏もち作り
5月6日、五月晴れの午後、端午の節句を記念して、利用者全員で柏もち作りをしました。
当日はホットプレートで生地を作り、あんこと柏の葉は田口屋さんの物を使い、本格的な柏もちにチャレンジしました。
四つのグループに分かれて柏もち作りを始めたのですが、コツコツと作っていくグループ、
職員にあれやこれやとアドバイスしてくださるグループ、作ったそばから食べてしまうグループと様々で、
とても賑やかに楽しい行事となりました。
最後に自分たちで作った柏もちに桜茶を添えて舌鼓。「これなら店で売っているものと変わらないね」「一個100円でどうだい?」
と自分たちで作った柏もちに満足された様子でした。
院長先生の音楽教室
5月18日、入所者の皆様が心待ちにしていた音楽教室。利用者の中には「絶対先生と“麦と兵隊”を歌うんだ!」
と何日も前から楽しみにしていた様子でした。
院長先生も皆さんが楽しめるよう選曲を工夫していただき、全11曲をピックアップ。
先生の軽妙な語りでおもしろおかしく音楽教室が始まりました。入所者の皆様もいつになく大きな声で一緒に歌を口ずさみ、
大きな声で笑っていました。途中、愉快な“創春館の北島三郎”も飛び入り参加し大熱演。皆で「与作」を大合唱しました。
先生の音楽教室ならではのハプニングもあり、とても楽しい音楽教室となりました。最後に「また必ず来てくださいね」
と院長先生と固い約束を交わし、音楽教室は終了しました。
グループホーム・デイサービス便り
つつじを見にドライブ
~デイサービス~
5月の半ばより数回に分け、
デイサービスを利用されている方々と、つつじを見にドライブに出かけました。
たくさんのつつじの花に囲まれて、自然と皆さんの顔から笑顔がこぼれていました。また、
自然の中でおいしい空気とおまんじゅうを召し上がり、とても喜ばれておりました。
デイサービスを利用されている方の中にはこのドライブをとても楽しみにされている方も非常に多く、何日経っても「あそこは良かったね~」
と話されることが多々あります。今後もこのような機会を多く設けられればと職員一同思っております。
母の日のイベント
~あかしあの里~
5月12日の母の日に、
入所者のご家族の方々から贈られた花の前で写真を撮りました。
当日はご家族の方々と一緒にゲームや歌、思い出話に花が咲き、楽しい一時を過ごされました。
写真のとおり入所者の方々のとても嬉しそうな笑顔が印象的でした。
外食ツアー ~あかしあの里2~
5月11・13日の2日間に分け、外食ツアーに出かけました。前半のグループは「とんでん」へ、後半のグループは「びっくりドンキー」
へ行き、それぞれ好きな物を食べてきました。
普段食べられないパフェやあんみつを食べ、「ごちそうだったよ」と皆さん大満足されたようでした。また、
洋食は苦手だと普段は言っている入居者の方も、この日ばかりは大きなハンバーグを美味しいと召し上がっておられました。
入居者の皆さんは次の外食ツアーはいつになるのかと、心待ちにしているようです。次は何を食べにいきましょうか?
名倉院長の健康豆知識
不整脈について
年齢を重ね経るにしたがって、不整脈(脈の乱れ)を経験する人が多く見られます。不整脈を考える上で重要なことは、それが(1)
生命に関わるものか、(2)治療の必要性があるか、(3)緊急性があるかを判断する事だと考えられます。
1986年、米国を中心にした大規模試験で、不整脈を有する人の薬物効果がテストされました。
不整脈を抑える薬を使った人と使わなかった人を調査したところ、むしろ使った人の方がそうでない人よりも高い死亡率を示したのです。
このことは、従来の不整脈に対する薬物治療は無効かむしろ有害であるとの疑念が生じました。そのため現在では当たり前のことですが、
安易に薬を使用せず、不整脈をみた場合、まず治療する必要があるかどうかが最初に考える大切な問題になっているのです。
不整脈の治療適応の有無や治療の緊急性を判断する場合、患者さんの年齢や基礎疾患、合併症、あるいは自覚症状などを調べることが大切です。
狭心症や心筋梗塞の既往のない方、高血圧、肥満、糖尿病などの病気のない方の不整脈は、一般的に言って緊急性はないと考えられます。また、
症状については、失神発作の既往の有無が最も大切です。失神症状があった場合には、直ちに受診してください。
不整脈に対して、日常生活で大切なことは、過労、ストレスを避け、禁煙と肥満解消に努めることです。また、世上よく言われる「突然死」は、
普通に生活している人にとって滅多に起きることのないことを(そのための予防が難しく、大きく取り上げられるのですが)
を付け加えておきます。
6月の行事予定
編集後記
創春館新聞「さんぽみち」6月号、いかがだったでしょうか?
今月号では、各部署で行われた母の日のイベントを掲載しました。ささやかな催し物でしたが、皆様の喜ぶ顔を拝見し、
スタッフ一同嬉しく思っております。
さて、6月に入り、梅雨入りの話もちらほら聞かれるようになりました。この新聞が皆様の所に届く頃には、
前橋でも梅雨入りしているかもしれませんね。天候が変わりやすい時期ですので、皆さん健康管理に十分気を付け、
じめじめした梅雨を乗り切りましょう。