平成16年1月号
1月号 もくじ
*********** 今月のトピックス ***********
謹賀新年
各部署新年あいさつ
大いに盛り上がった職員大忘年会
ポケット幼稚園の園児達が歌と踊りを披露してくれました
各部署のクリスマス会から
グループホーム・デイサービスだより
投稿作品
********* 名倉院長の健康豆知識 *********
気象とインフルエンザについて
*********** 1月の行事予定 ***********
********* 編集後記【あしあと】 *********
謹賀新年
年頭にあたり
皆様、新年明けましておめでとうございます。2004年のお正月をいかがお過ごしだったでしょうか?
昔、私が幼かった頃の正月といえば、元旦の朝に一家が正装して畳に置かれた食卓を囲みお屠蘇で祝杯を挙げるというのが通例でした。 年に一度の数の子と今では甘くて食べられないお菓子の鯛が正月料理の何よりの楽しみでした。私の代になると、お屠蘇で祝うこともなく、 儀式めいたことは簡略化してしまいました。子供たちの巣立ちとともに、いずれは老夫婦だけで迎える正月になるのかしらんと考えると、 老境の侘しい正月というのを想像する年齢にもなってきました。老いるとは淋しさに打ち勝つことでもあると痛感され、 これまでこうした淋しさに耐えてこられた高齢者の方々に尊敬の念を感じる正月でもありました。 先日、 私の義理の祖父にあたる人が101歳で亡くなられました。正月早々亡くなる話なんてという方もいるかもしれませんが、大往生で、 私は101歳まで生きてこられたことを慶賀と感じています。
最後のお別れに、湯河原の地に行って来ました。おじいさんは湯河原の地に生まれ育った方でした。 暖かい陽光に輝く山の急斜面に作られたおじいさんの野菜畑とみかん畑を娘の方々(といっても七十歳以上ですが)と散策しました。 丹精を込めてという表現がぴったりの何十年もコツコツと営々たる労力を注ぎ込んできた、 まるで精巧な装置を見る様なおじいさんの段々畑を見て、感動を抑えることができませんでした。死ぬ間際まで、 おじいさんは農作業に勤しんでいたといいます。100歳の賞状を小泉首相から頂いた時、おじいさんはとても喜んでいたそうです。 おじいさんの畑を見て、自分が一生懸命生きてきたことを認めてもらえたことが嬉しい(この畑で実に8人の子供を育てあげたのです) というおじいさんの生真面目で素直な喜びが伝わる気がしました。100歳の賞状を見て、とにかく一生懸命生きてみようという、 そんな元気をいただき、新年への決意を新たにすることができました。今年も応援宜しくお願い致します。
*追伸 おじいさん(杉山友平さん)の賞状は、創春館に飾らせていただくこととなりました。 医療法人富士たちばなクリニック 理事長 名倉 隆夫
各部署新年あいさつ
医事課
新年あけましておめでとうございます。
今年も皆様のお薬に関するご質問に答えられるよう頑張って勉強していきますので、宜しくお願いいたします。
また、風邪の流行する季節となり体調を崩される方が多くなっています。ご帰宅時の「うがい・手洗いを忘れずに」予防を心掛けましょう。
居宅介護支援事業所
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年末より新しいケアマネージャーも増え、これまで以上にパワーアップし頑張っていきたいと思っています。
また、今年はケアプランセンターゆめさきもオープン致します。それぞれ刺激しあいながら、研鑚を積んでいきたいと思います。
今年も宜しくお願い致します。
訪問看護ステーションあかしあ
あけましておめでとうございます。
いつも元気に笑顔を忘れず看護していきたいと思います。
また、二月より富士見村にステーションが移転します。新たな気持ちで頑張りますので、宜しくお願い致します。
本年も皆様にとって幸せな一年でありますように・・・。
ヘルパーステーション創春
明けましておめでとうございます。
今年もスタッフ9名で新春を迎えることが出来ました。利用者の方々にはご指導いただいたりお世話になっています。
私たちもカンファレンスを充実させ、よりステップアップした訪問介護を目指しています。今年から事業所も富士見村へ移転予定で、
気分も新たにスタートを切ります。今後ともよろしくお願いします。
福祉課
明けましておめでとうございます。今年も一年よろしくお願い致します。
今年の福祉課は北嶋・水間の2名で頑張っていきたいと思います。 また、
富士見村にデイサービスセンターゆめさき開設にあたり大澤が担当となりますので、よろしくお願い致します。
リハビリ部門
新年あけましておめでとうございます。
皆様が良き年を迎えられたこととお喜び申し上げます。
「明るく・楽しく・元気に!」リハビリが行えるようスタッフ一同頑張りたいと思います。今年もよろしくお願いします。
通所リハビリ
明けましておめでとうございます。
例年にない穏やかなお正月。テレビからは日々悲しいニュースが流れていますが、
今年こそ世界が平和でありますようにと願わずにはいられません。
皆様にとっての一日一日がかけがえのない日となりますように、気分も新たにお手伝いさせていただきたいと思っております。(諸田)
陸運局
明けましておめでとうございます。
今年もお陰様で穏やかな新年を迎えることが出来ました。今年一年、
事故のないよう皆様との日々の積み重ねを大事に過ごして行きたいと思っております。 (鵤木)
療養棟2階
新年あけましておめでとうございます。昨年は皆様にとってどのような年だったでしょうか? 今年も療養棟二階では、
利用者の皆様に楽しんでいただけるようなイベント等を盛り込み、快適な施設生活が過ごせますよう、
スタッフ一丸となって頑張っていきたいと思っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
(療養棟師長 下田・主任 山田・副主任 富澤)
療養棟3階
新年明けましておめでとうございます。昨年は皆様に大変お世話になりました。
今年も三階スタッフ、腕まくり、足まくり、汗かき、べそかき、恥をかき、全員足並み揃えていきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。 新年明けましておめでとうございます。昨年は皆様に大変お世話になりました。
今年も三階スタッフ、腕まくり、足まくり、汗かき、べそかき、恥をかき、全員足並み揃えていきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します。
デイサービスわきあいあい
明けましておめでとうございます。
ご利用者の皆様が楽しく、心豊な日々を送っていただくよう頑張ります。今年もよろしくお願い申し上げます。
グループホームあかしあの里
明けましておめでとうございます。
職員一丸となって皆様が穏やかな日々を過ごしていただくよう頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。
大いに盛り上がった職員大忘年会
富士たちばなクリニック職員全体の忘年会が、12月13日、伊香保町ホテル天坊にて行われました。
当日は、夜勤や当直、都合で参加できない職員を除き、宿泊及び日帰りを含め総勢百名余の職員が一堂に介し、日頃の疲れを労いました。
まず初めに名倉院長より一年間の労いの言葉を頂き、続いて下田療養棟婦長の乾杯により宴はスタートしました。宴会料理もとても美味しく、
お酒もかなり進んだようでした。
お腹も満たされ、お酒も入り和やかなムードになったところで、職員有志による余興が行われました。
通所リハビリ男性職員が暴走族に扮したり、療養棟新人職員が仮装して歌を唄ったり、
グループホームの職員が歌と踊りを披露したりと盛り沢山の内容で、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
その後は、一次会の勢いのまま二次会へ突入した人、温泉でゆっくりと疲れを癒した人、
飲み疲れて寝入ってしまう人など各々楽しんでいたようでした。また来年も盛大に忘年会が開けるよう、職員一丸となって頑張りたいと思います。
ポケット幼稚園の園児達が歌と踊りを披露してくれました
12月12日、デイルームにてポケット幼稚園の園児によるお遊戯発表が行われました。
当日は、通所リハビリ利用者の方の他、2・3階の入所者、グループホームの入居者の方々が参加され、
お遊戯が始まるのを今か今かと待ち望んでおりました。
そして色鮮やかな衣装をまとった園児の皆さんが登場し、男の子は逞しい、女の子は可愛らしい歌や踊りが始まると、
参加された皆様は手拍子をしながら自分のお孫さんを見ているかのように終始笑顔で楽しんでおりました。
最後に、園児の皆さんから手作りの飾りをプレゼントされ、お礼に歌のプレゼントをしました。時の経つのも忘れるほど楽しい雰囲気に包まれ、
一足早い春が訪れたようでした。
各部署のクリスマス会から
通所リハビリ
通所リハビリでは、毎月行われている誕生日会に12月行事のクリスマス会を合同で行いました。
当日は、ジュースや梅酒等お好きな飲物を手に取り、利用者代表による乾杯のご発声により会が始まりました。その後、
12月誕生者の方の紹介、スタッフから色紙のプレゼント、誕生者の方から思い出の曲の披露に続き、
スタッフ扮するトナカイに乗ったサンタクロースからプレゼントがあり、参加された利用者の方々は大変喜んでいただきました。
楽しい歓談の中で時は過ぎ、最後に「きよしこの夜」を全員で合唱し、過ぎ行く2003年を惜しみつつ本年度最後の誕生日会&
クリスマス会は終了しました。
——————————————————————————–
療養棟2階
療養棟2階では、
12月24日にクリスマス会を行いました。
年配の方には、馴染みの薄いクリスマスですが、
お孫さんやひ孫さんが毎年楽しみに待ち望んでいるイベントを入所者の皆様にも楽しんでいただこうと企画しました。
当日は、全員でクリスマスの歌を唄ったり、
職員によるハンドベル演奏を披露したりと短い時間ですがクリスマスの雰囲気を味わっていただけたと思います。
——————————————————————————–
療養棟3階
療養棟3階では、
12月25日にクリスマス会を行いました。
当日は、まず初めに全員で「きよしこの夜」を合唱し、続いて入所者・職員が力を合わせてケーキを作りました。
今回のケーキは、クリスマスらしくブッシュドノエル(切り株のような形)を作りました。出来上がったケーキは、
早速お皿に取り分け皆で頂きました。食堂のあちらこちらから「美味しいねぇ~」と声があがり、ケーキ作りは大成功に終わりました。
最後に、入所者の方々へのプレゼントとして職員手作りのクリスマスカードが配られ、皆さんとても喜んで頂きました。
グループホーム・デイサービスだより
GH III
グループホームIIIでは、12月14日に習字教室と忘年会を行いました。
京子先生(長谷川マサ様の娘さん)による習字教室では、「冬鳥」「雪国の子」「たき火」など、季節感たっぷりの習字をご指導頂きました。
「上手に書けない」と言いながら、一生懸命習っている姿がとても印象的でした。
昼食を兼ねた忘年会では、職員全員が仮装をして入居者の方々を楽しませました。一年間無事に、元気に、明るく、
笑顔で過ごせたことに感謝した一日でした。
GH I
暮れも押し迫った12月24日、クリスマスイブの日に県庁にあるレストラン、「くろ松」に出かけました。
注文した食事が運ばれると、皆さんもくもくと召し上がっており、グループホームで召し上がっている時とは違う一面を発見しました。「外食」
ということで、服装もちょっとお洒落をし、表情も明るく、とても楽しそうでした。そういう姿を見ると、職員も楽しく幸せな気分になります。
グループホームに戻った後、3時のおやつに全員でクリスマスケーキを頂き、その後、
職員から入居者の方々にマフラーがプレゼントされました。「肌触りがとても良く、暖かいねぇ~」「どうにお返ししたら良いんだろう」
と嬉しい声もあがり、皆さんとても喜んでいただけたようで、皆さんの満面の笑みに職員全員がとても幸せな気分にさせて頂きました。
GHII
グループホームⅡでは、
12月24日にクリスマス会を行いました。
午前中は、音大生のボランティアの方を招きキーボードの伴奏に合わせて歌を唄いました。ジングルベル、
聖この夜などのクリスマスソングはもちろん、青い山脈、リンゴの歌などなど2時間余りに渡って楽しみました。
午後は、ビンゴゲームで盛り上がり、上がった方から順番に職員が用意したクリスマスプレゼントを選んでいただきました。
最後に、全員で記念写真をとり、その写真を年賀状に載せ各ご家族に郵送いたしました。
DS
デイサービスでは、12月24・
25日の2日間でクリスマス会&忘年会を行いました。
24日には、利用者の方々と楽しくお好み焼き作りをし、できたてアツアツのお好み焼きを召し上がりながら「ほっぺが落ちてきそうだよ」
と笑いながら話される姿がとても印象的でした。
25日には、利用者の方々とから揚げ・エビフライ・コロッケ・ハンバーグなどたくさんの料理を囲み、
口いっぱいに頬張りながら楽しい一時を過ごしました。食後に一人一人サンタクロースの衣装をまとい記念撮影を行いました。皆さん、
サンタクロースになりきって楽しそうにポーズをとっておりました。
投稿作品
イラクに自衛隊派遣の問題 橋本 利三
イラクに自衛隊を送るべきか否か?この問題は、
今や国民の誰もが非常な関心を持っている問題である。
外交官が2人も殺されている。
戦いのないところなんてない。
憲法で示すところに背いていないか。
先の戦争で、戦いは互いの殺し合いに過ぎないということが分かったのではではないか。
国際連合も手を引いている。米国のために無理をさせられている。
これが主な反対側の論拠である。
テロに屈してはならない。
米国との同盟関係は大事である。
北朝鮮の態度を改める必要がある。
世界平和のため。
連合でも認めている。
これが主な肯定側の論点である。
もう一つ大切な、どうしても考えておかなければならない大きな問題がある。それは国家と一人一人の国民のことである。
国家が大切か?国民が大切か?
国民あっての国家か?または国家があっての国民か?
言い換えれば、鶏が先か?卵が先か?という問題である。これは国民の皆様の考えが決めることである。
よくよく考えて定めなくてはならない大きな問題と言わねばならない。とにかく、
目先のことに捕らわれずに人間のあり方に対する課題として考えなくてはならない哲学的な大きな問題である。
名倉院長の健康豆知識
気象とインフルエンザについて
そろそろインフルエンザの流行る季節となってきました。 インフルエンザは12月初めに流行りだし、3月末には終息するウイルスによる季節の病気です。
かつて、紀元前5世紀に活躍したとされる医聖ヒポクラテスは、「古い医術について」の巻頭でこう述べています。 「正しい仕方で医学に携わろうと欲する人は、まず1年の諸々の季節がそれぞれどんな影響を及ぼす力があるかを考慮しなければならない。 なぜなら、諸々の季節は互いに類似してはいず、季節同士および季節の変り目に非常な相異があるからである・・・」。次に、 彼は風と水の性質にも注意を払うべきだと詳細に風と水の問題を論じています。現在のところ、 どんな風が吹き外気温が何度に下がるとインフルエンザが発生しやすくなるという情報は発せられていませんが、 インフルエンザ患者数は1月末から2月初めにかけて流行の頂点を迎える綺麗な正規分布曲線を描くことから、 いずれそうした風や温度の関連が明らかになってくるでしょう。
現在のところ、インフルエンザと気候の関係では流行季に大雨や大雪が降った後の1週間位に爆発的な流行が見られること、 外気温が1度でも22度以上になるとインフルエンザが終息していくことなどが言われていますが、確立した話ではありません。 1月17日の土曜日頃に大雨が予想されていますから、次の週の土曜日(1月24・25日) 以降が最もインフルエンザ要注意日となるかもしれません。人混みを避け、手洗いうがいを励行し、体力温存に努めましょう。
それにしても、気候と疾病の関係について2400年以上も前に警告していた人がいたなんて、 やはり医聖と呼ぶに相応しいと言うべきでしょう。
1月の行事予定
|
|
|||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||
|
|
編集後記
明けましておめでとうございます。皆様にとって、昨年はどのような年でしたでしょうか?
また今年のお正月がいかがお過ごしだったでしょうか?
昨年の新春号でも編集後記を書かせていただきましたが(多分、その前の年も、その前の前の年も・・・)、毎年毎年、
今年こそは新しいことを始めたいと書いている気が・・・。そして毎年毎年、何も始めないまま年が暮れてゆく気が・・・。
今年も懲りずに書きます。今年こそ、新しいことにチャレンジ!
今年一年が、皆様にとって素晴らしい一年になりますよう祈願いたします。
ちなみに、私が今年引いたおみくじは小吉でした。良いことも少なく、悪いことも少なく、そんな年になるのでしょうか?
広報委員 石関