平成16年4月号
4月号 もくじ
********** 今月のトピックス **********
新しい職員が加わりました。
たくさんの行事や慰問が行われました
ひな祭りイベント
誕生日会
グループホーム・デイサービスだより
今月のリハビリ敢闘賞
投稿作品
********* 名倉院長の健康豆知識 *********
ホームページを見ているであろう友へ
*********** 4月の行事予定 ***********
********* 編集後記【あしあと】 *********
新しい職員が加わりました。 どうぞ宜しくお願いします。
三月二十二日、今年大学・専門学校を卒業したばかりの新規職員三名が入職しました。
当日は、全体朝礼の際、名倉理事長より一人一人に辞令が手渡されました。その後、スーツからジャージに着替え、
先輩職員が講師となり二日間にわたる研修を行いました。三日目からは各配属先に分かれ現場にて研修を行っております。
まだ仕事に慣れず緊張した毎日を送っていますが、一日も早く皆様へのお手伝いができるよう頑張っていますので、
どうか暖かい目で見守ってください。宜しくお願いします。
左から深澤、太田、片貝
インタビュー
(1)名前(2)前橋市(3)趣味・特技(4)施設の第一印象は?(5)自分の長所・短所(6)初めの給与は何に使いますか?
(7)利用者の皆様に一言
(1)片貝 友香梨(2)前橋市(3)ドライブ(4)笑顔が素敵な明るい施設だと感じました。(5)長所は何ごとも諦めないところで、
短所は負けず嫌いで泣き虫なところです。(6)家族で美味しいものを食べに行きます。
(7)皆様の生活がより一層快適なものとなるお手伝いができるよう一日も早く業務になれ、日々の成長に努めていきたいです。
ご指導の程よろしくお願いします。
(1)太田 福和(2)前橋市(3)サッカー・スノーボード(4)皆さんがあいさつなど声をかけてくれて、
施設全体が明るい印象でした。(5)長所…明るく、人懐っこい 短所…寝坊(克服します!)(6)できるだけ貯金…(7)名前は福和で
「ヨシカズ」と読みます。実習で伺った時は支援相談員の業務だったので、あまり皆様とお会いすることができなかったのですが、
今回は介護職員として精一杯頑張ります。宜しくお願いします。
(1)深澤 麻美(2)前橋市(3)ドライブ(4)とても明るい。(5)負けず嫌い(両方に言える)
(6)ショッピングかちょっとした旅行(7)全てにおいて未熟で皆様にご迷惑をおかけしてしまうと思いますが、
皆様と一日でも早く仲良くなれるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。
たくさんの行事や慰問が行われました
通所リハビリ
3月の通所リハビリは楽しいイベントや多数の慰問があり、盛り沢山の内容でとても楽しい1ヶ月となりました。
3日には、通所リハビリ利用の皆様で「ひな祭り」のイベントを行いました。
中央に雛壇を飾り、甘酒で乾杯し、桃の節句を祝いました。その後、利用者の皆様と職員が一緒になって「チーム対抗・
春にちなんだ歌合戦」、おたまの上に小さなお雛様・お内裏様・三人官女を順々に乗せて、後ろから前に送り雛壇を完成させるという
「お雛様送りゲーム」を行いました。利用者の皆様、職員ともに童心に帰り楽しむことが出来ました。
10日には、藤寿流踊りの会の皆様による慰問がありました。
通所リハビリに通われている木村とし子様の実妹様がこの会の先生をされており、民謡や演歌に合わせて素敵な踊りを披露してくださいました
(もちろん衣装も綺麗でした)。特に岸壁の母の曲が流れると会場からの声援が一番大きかったようです。
最後は会員の皆様と一緒に職員も躍らせていただき、会場からはヤンヤヤンヤの歓声が飛び交い、
お腹を抱えて笑う方や大喜びで拍手をされる方等とても喜ばれている様子でした。
12日には、森田ちひろ&イマナリカルテットの皆様によるジャズコンサートが開かれました。
森田様は通所リハビリに通われている金子弘幸様の娘様で、バンドではボーカルを担当されており、
当日は利用者の皆様に馴染みのある曲をジャズ調にアレンジしたものやスマップ・ビートルズの名曲を披露してくださいました。
演奏に合わせ利用者の方や職員の体が自然とスウィングし、とても新鮮で楽しかったと大好評でした。
13日には、日輪寺町のふれあいコーラスの皆様による慰問があり、
懐かしい曲や普段から慣れ親しんでいる童謡など十数曲を披露していただきました。
美しい歌声とともに楽しそうに歌を口ずさむ利用者の皆様の表情がとても印象的でした。
■南橘ふれあいコーラスの皆様
16日には、田口町にあるたから幼稚園の園児の皆さんがお遊戯を披露してくださいました。園児の元気一杯に、
そして一生懸命踊っている姿に、利用者の方々は自分の孫やひ孫を見るような眼差しで真剣に見られ、「とても可愛らしく心が和んだ」
「子供から元気を分けてもらったよ」等の喜びの声がたくさん聞かれました。
■たから幼稚園の皆様
22日には、ちぎり絵教室が開かれ、色とりどりの可愛らしいパンジーを作ることが出来ました。
参加した方々は充実した時間を過ごすことができたととても満足そうな表情でした。
これで、通所リハビリにも、待ちに待った春がやっと来たようです。
療養棟2階・ひな祭りイベント
療養棟2階では、3月3日にひな祭りのイベントとしておやつ作りを行いました。
当日は、特製のどら焼きを入所者の方々と作り、おやつの時間に甘酒、ひなあられと一緒に召し上がりながら、
のんびりとした時間を過ごしました。手づくりのため、多きものや小さいもの、形の整ったものや不恰好なものと様々などら焼きが出来ましたが、
お味の方は絶品で「とても美味しい」との声があちらこちらから聞こえてきました。
入所者の皆様からたくさんの嬉しい言葉をいただき、大成功のおやつ作りとなりました。
これからも皆様が喜んでいただけるようなイベントを企画していきたいと思います。
療養棟3階の誕生日会
療養棟3階では、3月25日に3月生まれの方の誕生日会を行いました。当日は、まず初めに誕生日者の方を紹介し入所者全員でお祝いしました。
続いて、全員参加のサッカーゲームを行いました。棒でボールを転がし得点を争うゲームでしたが、
皆さんボールを転がすのに真剣になり得点を争うというよりは「みんなで楽しもう」といった様子で、
いつの間にか一致団結することができました。
ゲームを楽しんだ後は、皆でケーキを食べ楽しい時間を過ごすことができました。
グループホーム・デイサービスだより
GH III
グループホームIIIでは、
暖かい日となった3月25日に入居者の皆さんと職員総出で、県庁の最上階にある和風レストラン「黒松」へ食事に出かけました。
県庁に着くと、まず初めに展望ホールにて前橋の景色を楽しみ、その後、待ちに待った「黒松」へ移動しました。
プロの作った上品なお弁当をゆっくり楽しみ、皆さんと会話の絶えない贅沢な時間を過ごすことができました。
移動は少し大変でしたが、時々全く違った環境で食事をするのも、また楽しいものです。
DS
デイサービスでは、
3月の中旬に箕郷の梅林公園へ梅を見に行きました。
4月1日には、グループホームの方々と合同でお弁当を持参し花見をしながらのんびりした時間を過ごしました。
天気も良くとても暖かい日でしたので、利用者の皆さんもとても喜ばれておりました。「また行きたいね」という声が聞け、
職員も嬉しく思いました。
GH I
グループホームIでは、
3月15日の日曜日にお花見を兼ねて敷島のバラ園へ出かけました。
バラ園へ向かう途中、かっぱ寿しで昼食をとりました。目の前に自分の好きなネタが回ってくると嬉しそうに皿を取り、
皆さん満足されるまで美味しそうに寿しを召し上がっておりました。
当日は良い天気となり、とても暖かく花見には最高の日となりました。バラ園内を散歩したり、梅を見たりと自由に過ごされ、
春を感じる穏やかな一日となりました。
GHII
グループホームIIでは、
3月28日にグループホームのテラスにてランチパーティーを行いました。
当日は雲一つない晴天となり、暖かい春の風が心地良く、自然と会話も弾み普段以上に食が進んでいるようでした。
普段は食事が終わると直ぐ自分の部屋へ戻ってしまわれる入居者の方も、この日ばかりは「気持ちが良い」と笑顔を浮かべ、
なかなか席を立とうとしませんでした。
これから暖かい日が多くなってきますので、こういった外で過ごす時間を増やしていきたいと思います。
今月のリハビリ敢闘賞(通所リハ)
今月の受賞は村山まな子さんです。
「最近、握力が付いたのが良く分かります」とリハビリの成果を笑顔で聞かせてくれました。また「もっと良くなりたいので、頑張ります」
との頼もしい一言も。
リハビリの後は気分を変えて、趣味の歌を楽しむことも忘れません。
動けるようになって色々なことに取り組みたいと頑張り屋さんの声はとても弾んでいました。
投稿作品
南極で「流しそうめん」 橋本 利三
皆さんもよくご存知のタレント・小堺一機さんの話だが、彼の父親の秀男さんは民間人では初めての南極越冬隊員だそうです。
36年前、当時、板前をしていた秀男さんは「おとうは南極に行く」と宣言。底抜けに明るい性格が幸いし村山隊長に認められ採用されたそうです。ところが、平成9年にタレントになった一機さんは秀男さんと南極に行くことになったそうです。もちろん、テレビ番組のために行くのだから一機さんの方は10日間だけだったが、南極に着くと秀男さんは「すげえだろう」と、まるで自分が南極を作ったかのように得意そうだったそうです。 ある時、食糧貯蔵庫で日本人が残していったと思われるそうめんやうどん、醤油、粉末だし等を発見した秀男さんは、「氷上流しそうめん」を食べさせて隊員に喜んでもらおうとしたが、そうめんが氷に張り付いて失敗してしまったそうです。これを聞いた一機さんは、適当な斜面を見つけ彫刻刀で溝を作り、茹で上げたそうめんを水と共に投げ入れると、幸いにも南極は夏であったためそうめんがスルスルと流れ、隊員の皆さんは「ウマイ、ウマイ」と大喜びしたそうです。環境保護のため、そうめんを一本残らず拾うのは大変だったそうだが、これを見ていた外国人も「ランニングヌードル」と言って「スパゲッティ」を流して喜んでいたそうです。
オゾン層の破壊が観測されたのも南極だし、私たちの生活に関する研究もたくさんあるはずなのに宣伝しないから知られていない。こんな時に南極観測船「しらせ」
の次を作るお金がないと財務省が言い出したそうです。 一機さんは、「今の日本は大事な部分から切り捨ててしまう。昭和30年代の方が、『苦しい今だからこそやろう』と言える政治家がいたと思う。小泉さんも一度、南極に行ってくれば良いのかも知れない。そうすれば、もっと大きく広く考えて観測船のお金などを心配せず出して、日本を文化国家と誇れるようにして欲しいものだ」と考えたそうです。
名倉院長の健康豆知識
ホームページを見ているであろう友へ
もう君とは30年近くも会ってないんだろうね。あまりに長い時間なので、最後に何時会ったかも忘れてしまったよ(確か神戸の喫茶店で待ち合わせたのが最後に会った時だったような気がするが・・・、あの時、君の新妻とも会ったような気がするがすっかり忘れてしまったよ)。もう、お互い充分年をとって(私なんぞ孫がいるんだから)、こんなに美しい桜があと何年見られるんだろうかと大袈裟ではなく、ふと感じることもある位だよ。神戸の街も震災からすっかり復興し、やれやれと今頃君は役所の中で楽しくやっているんだろうね。
君と親しく話し合うようになったのは、中学も2、3年の頃だろうか。どちらかといえば小柄で内気(陰気?)な感じの君がなかなか親分肌ではっきりした物言いをする男だと知って、驚くと同時に何故かウマが合うというか親近感の持てる存在だと感じた喜びは今でもよく憶えているよ。それに君は忘れているかもしれないが、六甲中学との野球対抗戦で、私が1年生エースとして投げた時の「名倉、とても格好良かったよ」という日頃お世辞なんぞ言うことのない君の讃辞はいつまでも心に響いているよ。あの頃は、私は学校の勉強についていくのが大変で、とても辛い日々だったんだ。
その後、大学・社会人となって関西と関東に別れたせいか、会うことは滅多になかったけれど、ウマが合うというのは本質的なもので、離れていても心の交信は確信できるところがあるんだよね(独り善がりかもしれないけれど)。
君が糖尿病と聞いて、思いやりが深く人から誘われると断れない性格の君が、役所という仕事柄度重なる付き合いから糖尿病になったんだと直ぐ考えてしまったよ。申し訳ないが、もし君に糖尿病の遺伝があるのなら、君の性格からすると発病するのは必然のような気がして妙に納得してしまったんだ。今はもうインスリン注射もやっているのかな?糖尿病の人はいろいろな余病を併発しやすいんだ。お互いあと20年位は生きたいね。もっとも医者が言うのも変かもしれないが、人生というのはどうしても不条理な面があって、人の寿命というのはつくづく分からないと思うよ。僕の方が先にコロっと逝くようなら、涙の一つも流してくれれば本望だよ。でも、お互い身体に気を付けて再会できる日を楽しみにしようよ。血糖と血圧コントロールを充分に、ストレスをかけないで(義理を欠いてください)。
最近年のせいか妙にセンチになり、淳心学院時代の六年間の想い出や級友が頭に浮かんできます。お互い50代という年代の足元をしっかり見つめ、来るべき老後を精神的に豊かなものとするよう成熟しようではありませんか。上州の雄大で美しい山脈を仰ぎつつ、上州人の暖かい人情に包まれながらメッセージを送ります。
4月の行事予定
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
|
編集後記
さんぽみち4月号、楽しんでいただけたでしょうか?
只今、春真っ盛り。暖かな日差しのもと、皆さんも身近な春を探しにチョッと散歩にでも出かけてみませんか?
きっと貴方だけの春が見つかりますよ。
年度も変わり、また新たな気持ちで皆さんのもとへ「さんぽみち」をお届けしたいと思います。今年度も楽しみにしていて下さい。
広報委員 柳澤