平成29年10月号

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・編集後記

 

星辰の家特集

恒例の納涼祭と敬老会

九月十日、星辰の家で、九回目の納涼祭を行いました。天気も良く絶好の納涼祭日和でした。今回はタイ出身の療養棟の職員の力を借りて、夜勤者が朝の四時から鶏ガラで出汁を取り、本場のフォーを味わう事が出来ました。当日は唐揚げ・ポテト用のガスが届くのが遅くなるトラブルもありましたが、フォーのお蔭で何とか乗り越えられました。そして皆さんフォーを「美味しい。また食べたい。」と言って下さいました。その他にも枝豆、かき氷にポップコーン等、美味しく頂きました。
食事の後は職員の余興です。顔面白塗りの男性職員が腰蓑を付けフラダンスやリンボーダンス、ヒゲダンスを披露し笑いを誘っていました。その後はフラハラウ マルラニの皆さんが本格的なフラダンスを披露して下さいました。素敵なドレスを身にまとい、ハワイの楽器ウリウリやイプ、プイリを使った踊りは圧巻でした。その後は職員と利用者様一緒に炭坑節を踊り楽しみました。毎年恒例のスイカ割りも大盛り上がりでした。職員手作りのお神輿も、利用者様に担いで頂き、納涼祭を盛り上げました。最後はビンゴ大会です。ビンゴした方からくじを引いて頂き景品をゲットする方法を取ったので、後半まで高額商品が残り、早く自分もビンゴしないかと楽しめたと思います。今回ご家族やボランティアの方に多数参加して頂き納涼祭を盛大に行う事が出来ました。また、上毛新聞にも星辰の納涼祭の記事が載り、思い出深い納涼祭となりました。
そして九月二十五日には利用者様に感謝の意を込め、敬老会を行いました。当日は職員が午前中から利用者様に食べて頂こうと思い、みたらし団子の準備を行いました。午後の敬老会では、スリーシスターズの皆さんが、素敵な歌声で懐メロや童謡を歌い楽しませて下さいました。終了後は、利用者様にみたらし団子を食べて頂きました。団子は大変好評で良かったです。今後も色々なイベントを企画し皆様と楽しみたいと思います。

 

今月の事業所便り

DSゆめさき 敬老会

DSセンターゆめさきでは、九月十八日に九十歳以上の方を敬うと言う名目で敬老会を開催させていただきました。東西の横綱から前頭三枚目まで十四名の方々をお祝いさせて頂きました。東は何と言っても百二歳のK・T様です。とてもお元気で視力、耳、理解力等どれをとってもその年齢とは思えないほどしっかりしておられます。この方は毎日の御利用ですがお元気に通われています。西は若干年齢は下がりますが九十七歳のH・Ⅰ様です。このお方もお元気ですが週一回の御利用です。十四名いらっしゃる中で唯一男性がお一人のみ西の前頭二枚目に入りました。前もって写真を撮らせて頂きお渡ししました。皆様ご自分の写真を眺め笑顔が自然に出てスタッフ一同にも笑顔が生まれました。これからも皆様お元気で頂けるよう祈りながら穏やかに会は終了しました。

 

あかしあの里Ⅰ みんなでお祝い

あかしあの里Ⅰでは二十七日に誕生日会を行いました。今回の主役の入居者様は九十四歳になられる方ですが毎日食事もしっかり摂られ元気いっぱいです。当日はフロアーに皆様集まっていただき入居者様全員でお祝いすることが出来ました。他の入居者様からは歌のプレゼントや「おめでとう」、「私よりお姉さんだ、すごいね」など聞かれておりました。ご本人にも喜んでいただけた様子でいつもより素敵な笑顔を見ることが出来ました。また、これからも皆様の素敵な笑顔が見れるよう頑張っていきたいと思います。

 

ケアセンター朱咲 第八回 朱咲祭

九月九日(土)の午後、第八回朱咲祭を行いました。天候にも恵まれて、利用者様は御家族様と会場で模擬店のフランクフルトやたこ焼きを召し上がりながら、祭りを楽しんでいました。お腹が満たされた後、慰問の八木節など堪能していただき、催し物の最後に男性職員による「木遣り歌」を利用者様たちの前で披露しました。祭り終了後、皆様から「楽しかった」「ありがとう」「最高の一日でした」と感謝の言葉を頂きました。利用者様、御家様より好評いただけて、大変嬉しく思います。祭りに御協力していただいた慰問の方々、ボランティアの方々のおかげで今年も無事に朱咲祭を終了する事が出来ました。心より感謝致します。また来年も素晴らしい祭りになるように頑張りたいと思います。

 

クリニック通所リハビリ 長 生 き の 秘 訣 は … ?

十月に入り、気温がだいぶ涼しくなってきました。過ごしやすさに安心しているとつい風邪をひいてしまう季節ですね。九月の祝日と言えば敬老の日。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」という意味を持つそうです。クリニック通所リハビリの利用者様では、大正生まれ九十四歳の方が最年長で、熱心にリハビリに励まれています。素敵な笑顔でお話上手な女性の方です。世間には「長生きの秘訣」と言われているものが多々ありますが、この笑顔とおしゃべりが何よりの長生きの秘訣かもしれませんね。クリニック通所リハビリには、こちらの方の他にも沢山の魅力的な利用者様が通っていらっしゃいますので、機会があればまたご紹介させてください。

 

明月  祝十一周年 明月祭

九月九日(土)晴天に恵まれ明月祭を開催することができました。今年は「感謝祭」から「明月祭」に名前が変わりより一層の盛り上がりとなりました。八木節やフラダンス、地元の中学生による吹奏楽の演奏など地域の方々の協力を得て賑やかなお祭りとなりました。利用者様からは「焼きまんじゅうが美味しかった」「お祭りって楽しいね」などの声が聞こえ喜んで頂けた様子でした。これからも利用者様が笑顔になれるイベントを企画していきますので楽しみにしていてください。

 

わきあいあい 彼岸花・また会う日を楽しみに

デイサービスわきあいあいでは、九月のイベントとしてコスモスと彼岸花の花見散策に行って来ました。コスモスには少し時期が早かったのですが、はなわの里へ行き、歩行訓練をしながら公園内のコスモスを見て回り、東屋でお茶を飲みながら一休みしてから、彼岸花が咲く宮城に向かいました。彼岸花といえば赤い花を思い浮かべますが、白・黄・クリーム・ピンクの花を咲かせます。「彼岸花を家に持ち帰ると火事になる」という迷信が有りますが、花言葉は「また会う日を楽しみに」という素敵な意味があります。今では、秋の花として親しまれ毎年、利用者様が彼岸花の花見を楽しみにしておられます。宮城の彼岸花を目指し車中では、左右に咲く彼岸花に「こっちにも、あっちにも綺麗に咲いているね」と皆様から歓声が上がっていました。宮城の彼岸花を見た後に赤城神社に寄り、利用者様とスタッフで手を合わせてから、晴天にも負けない笑顔で記念写真を撮りました。

 

涼風の家 大正琴でみんな元気に

涼風の家では十六日に、地元の岩氷琴和会の皆さんによる大正琴の演奏会が開かれました。演奏準備のため椅子やテーブルを移動していると、元々地元で顔見知りの入居者様に会の皆さんが声をかけて、和やかな雰囲気に包まれます。そして大正琴の演奏が始まると、入居者の皆さんは懐かしい歌に聞き入って、知っている歌は一緒に歌いながら、手拍子をうったりと、とても楽しそうでした。あっという間に予定の十曲が終わってしまい、すかさずアンコールするとそれに応えてくれて、最後は「ふるさと」の合唱で大いに盛り上がりました。琴和会の皆さんいつも素敵な演奏をありがとうございます。またこれからもよろしくお願いします。

 

菜摘荘 敬老の日イベント

九月二九日に敬老の日イベントを開催しました。当日、利用者様に感謝の気持ちを伝える為に、〇×クイズをしました。問題が少し難しいかったのか悩んでしまう事もありましたが、楽しんでもらう事ができました「楽しいクイズだったよ」「クイズで初めて知った事もありましたよ。」と喜んでいただきました。また、職員から利用者様にメッセージカードとプレゼントを渡すと嬉しそうに「ありがとう、大切に使うよ」とお言葉をいただきました。今回のイベントでは感謝の気持ちがしっかり伝えられた日になりました。

 

療養棟二階 九月の誕生日会

療養棟二階では、九月二十七日(水)に誕生日会を行いました。誕生者が五人いらして、先生のお祝いの言葉と共に誕生者と職員が一緒に映った手作りのバースデーカードを贈呈しました。又、二人羽織も行いました。シュークリームやヨーグルドなどの食べ物やメイク道具を用意しましたが、ゲーム中、口に食べ物がうまく入らず、顔のいろんなところに付いてしまったり、メイクが上手く出来ず、顔がピエロになったりしていました。参加された方は、「美味しかったよ」「前が見えないから難しいね」「手が短いからから駄目ね」と話されていましたが、、見てる方は笑顔いっぱいに大声で笑って応援されていました。利用者の方々と楽しく笑って過ごす事が出来た誕生日会でした。

 

春らんらん 敬老会&お誕生日会

九月二十二日、春らんらんでは敬老会とお誕生日会を行いました。敬老会では利用者様と一緒に、紅白まんじゅうを作りました。用意しておいたあんこ玉を白い生地と紅い生地に包みます。あんこが大きくて、なかなか生地に包めないね。」「上手にできたよ!」などと話しながら楽しそうに形を作り、二十分間蒸し器に入れました。お誕生日会ではバースデイソングを歌い、お誕生日カードをプレゼントしました。「こんなに嬉しいことはないよ!」と、とても喜んで頂けました。おやつの紅白まんじゅうも、美味しそうに召し上がられ、来年の敬老会も皆様と一緒にお祝いしたいと思いました。

 

通所リハビリ のっぽさん&くみさんコンサート

九月十一日(月)創春館通所リハビリルームにて、「のっぽさん&くみさんコンサート」が行われました。ご存知の方も多いと思いますが、のっぽさんは職員の手塚さん、くみさんはその奥様です。ご夫婦の息の合ったパフォーマンスを毎回楽しみにされている方も多いのでは。今回もジャズや歌謡曲等、十曲ほどをご披露くださいました。一番の見せ場は、のっぽさんがトロンボーンを演奏し、くみさんが切り絵を完成させる、夫婦ならではの作品です。今回完成した作品は、青い空と紅葉した山々を背景に、旬の食物や可愛らしい動物が並べられていました。その作品を見ているとなんだかワクワクしてきて、お腹もへってしまいそうでした。これから来る秋が今から思い描けました。アンコールの曲も含め一時間、耳でも目でも楽しませてくださり、また次回の公演が今から待ち遠しいです。

 

あかしあの里Ⅱ みんなの大好物

あかしあの里Ⅱでは、九月二十三日に手作りおやつでプリンアラモードを作りました。プリンを用意して、色とりどりの小さく切られたフルーツを、好きなだけプリンの上に乗せていただくと、皆さん大喜び。今か今かとスプーンを待っている状態でした。「色合いが素敵だね。」「また食べたい。」などの声がきかれ、楽しいひと時を皆で共有できました。次回も笑顔と楽しさ満載のイベントを提供できたらと思いました。

 

今月の行事予定

☆春らんらん☆
16日 運動会&お誕生日会
27日 外食会

☆春らんらん☆
16日 運動会&お誕生日会
27日 外食会

☆療養棟二階☆
4日 買い物ツアー
(富士見ベイシア)
11日 運動会
18日か25日 外出ドライブ(駒寄コスモス畑)
25日 誕生日会

☆菜摘荘☆
16日 運動会
31日 ハロウィン☆涼風の家
4日 十五夜
5、10日 お誕生日会
15日 涼風祭
25日 オレンジカフェ

☆DSゆめさき☆
5日~11日 コスモスドライブ(花の咲き具合で変更あり)
12日〜14日 おやつ作り
16・20・21日  誕生日会
17日 久保さんカラオケショー
23日 上映会
25日 柳扇会
30・31日 運動会

☆GHしらさぎ☆
13日 星辰と合同運動会
未定  おやつ作り
秋刀魚パーティー

☆療養棟三階☆
4日 買い物ツアー
19日 運動会
18か25日 ドライブツアー
26日 おやつ作り

☆GHゆめさき☆
4日 十五夜団子作り
未定 コスモスドライブ
未定 ゆめさき大運動会

☆あかしあの里Ⅲ☆
1日 お誕生日会
4日 十五夜
13日 運動会
23日 お誕生日会
28日 手作りおやつ

☆あかしあの里Ⅱ☆
中旬 運動会
下旬 手作りおやつ

☆星辰の家☆
13日 星辰の家運動会
24日 誕生日会外食ツアー
未定 おやつ作り

☆わきあいあい☆
13日     運動会
17日~20日 菊の花見散策

☆通所リハビリ☆
7日 前橋アコーディオンサークル
10、11日 運動会
20、25、26、30日 お誕生会

☆朱咲の家☆
10日 誕生日会
24日 朱咲合同運動会

☆あかしあの里Ⅰ☆
4日 誕生日会
中旬 ドライブ
31日 ハロウィン

☆明月☆
GH
26日 リンゴ狩り
DS
3日  スイーツバイキング
9日〜14日 コスモスドライブツアー
12日 外食ツアー
31日 ハロウィン
合同にて
16日 音楽療法

院長先生の健康豆知識

忖度と心の悩み

 「忖度」という言葉が一時期話題となりました。「忖度」という言葉を調べてみると、(相手の気持を)おしはかる事、推測-即時的、という説明が出てきます。小学校建設の認可に当たり、担当者の「忖度」があったか否かが国会で問題とされたのです。「忖度」と言えば、あれが忖度だったなぁ、という思い出があります。小学校の頃大好きな子がいました。髪が短く、活発でボーイッシュな子でした。好きになると、いつも一緒にいたいと思うのですね。
こんな事がありました。放課後の遊びも終わって、数人の仲間と教室に戻り、帰り支度をしている時でした。一転にわかにかき曇り、雲行きが怪しくなってきました。大好きな子も一緒でした。その子が帰ると言ったので、「こんな空模様では雨が降ってくるから待った方がいいよ」と言って、引き留めたのです。二人一緒に空を眺めながら、何とも甘酸っぱい気持だったのが思い出されます。しばらくして、猛烈な雨となったのですが、ドンドンずっと降れと願っていました。残念な事に、しばらくして雨は止み、沈みゆく太陽があらわれましたが、何だかんだ言って彼女を引き留めていました。そうこうするうちに、暗くなってきた校庭に、彼女のお母さんがカサを持ってあらわれました。何か悪い事でもしたようなバツの悪い思いで、お母さんの顔を見たのを思い出します。
忖度の話でしたね。実はそんな彼女と小学五年から六年にかけて二年間も席が隣りになったのです。そして、担任の教師は私の家庭教師でした。あの席の配置は、私が彼女の事が好きだと気付いていた、先生の忖度が働いたに違いないと、幼な心に思っていました。忖度され、配慮されるというのは、気持のいいものなんですね。自閉症の子供は、この忖度という事が理解できません。こうしたら相手が喜ぶとか悲しむとかいう脳の機能が働かないようです。その為、突然場違いな行動に出たり、挨拶しても、素知らぬ風な表情です。身のまわりの人でも、そこまでひどくなくても、人の心や、場の空気を読むというのが苦手な人っていますよね。そんな人は、いいとか悪いとかいうものではなく、多分忖度するという脳の機能が、普通の人とは違っている人達だと考えています。そんな事を考えてみますと、忖度する事で社会生活が成り立っているとも言えます。忖度の度合いというのは、国によっても違います。日本では忖度する事が重要ですが、他の国では、忖度するのではなく、思った事は相手に言わなければ通用しません。したがって彼等には忖度する事で生じる障がいや悩みは少ないのかも知れません。今、国会で問題となっている問題でも、彼等からすれば、記録にないものはないものとして、何等問題となる案件ではないかも知れません。
「心の悩み」というものを考えてみますと、どうやらそれは、「思いの堂々めぐり」のような気がしています。対人関係の悩みといえば、ほとんどが「忖度という思い」の堂々めぐりです。あの人は私の事をどう思っているのかしらというそれが、悩みになっている様な気がします。悩みという事の例の一つとして、眠れないという悩みについて考えてみましょう。眠れない悩みというのは、すっきり早く、ぐっすり眠りたいという欲求と、なのに何で眠れないんだ、という「思いの堂々めぐり」なんですね。ある面でぜいたくな悩みだと思うのですが、時には、つらくて、悲しい出来事から、眠れない事もあるかも知れません。そんな時でも、眠れないと悩まない人もいるに違いなく、そんな人は、つらく悲しい気持と、眠りたいという欲求の葛藤が生じない人であるような気がします。欲求というのは、生きていくエネルギーになる反面、心の葛藤を生じさせるものでもあるようです。スポーツの場面では、そうした葛藤を間近に見る事になります。ゴルフでは「イップス」という現象があります。ボールを打とうとして手が動かない現象です。1m程の穴にボールを入れようとして、手が動かなくなるのです。無理やり手を動かす事になりますから、通常の心の状態であればほとんど入るのに、入らないのです。「このパットを入れたい」、「これを入れれば何百万円だ」、「はずせば家族が悲しむだろうな」、「これを入れればライバルに勝てる」という心の葛藤が、手を動かせなくさせるのです。プロだけでなく、アマチュアでも一生懸命打ち込んでいる人が陥る病です。かの有名な尾崎将司もこの病にかかりました。勿論、こんな病とは一切関係のないゴルファーもいます。そんな方は、やはり、入れたい、入らなければつらいという心の葛藤が少ない、もしくは克服した方なんですね。やるべき事はやって、結果は気にしないという「心の達人」です。「心の悩み」から解放される為には、今やるべき事をしっかりやって、後の結果は天に任せるというのが、悩みから解放される一番の方法だと思います。悩みが少ない人というのは、どうやらそんな性格の人のような気がしています。生活していく上で「忖度」はないのも困りますが、思い込みの「忖度」は少ない方がいいように思います。上手に「忖度」を処理するのが、精神衛生上一番の方法かも知れません。

文芸作品

DSゆめさきご利用

ゆめ先の 吹く風強し 秋の山

大巾 義幸 様

 

創春館通リハご利用

桜井 幸三 様

船津 月江 様

 

リハビリコラム

正しく使おう福祉用具

 こんにちは。作業療法士の橋爪です。今回は福祉用具についてお話します。福祉用具にも色々あり、車椅子、クッション、杖、ベッド、ポータブルトイレ、据え置き型手すり等々、ここでは挙げきれない程沢山の種類があります。しかし残念な事に、正しく使えていない場面を目にすることがあります。杖の高さが合っていない、車椅子クッションの向きが違う、電動ベッドの頭側と足側が逆になっている・・・。
どんな便利な道具も、正しく使わなければ効果を発揮できず、逆に思わぬ事故につながることもあります。使い方や調整の仕方については、業者さんや専門職の方によく相談し、安全に活用していきましょう。

作業療法士 橋爪国隆

編集後記

十月に入り朝、夜と寒くなってきました。体調には気をつけなければならない季節です。スポーツの秋でもありますが、私は朝、夕と歩く事を心掛けています。気分転換にもなり、健康ためにも継続していきたいと思います。

菜摘荘 渡辺健太